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iTunesStoreで遂に映画配信が開始!悲願達成記念にわかりにくいところを解説。

2010.11.12

正直あきらめていた。4年前、AppleがiTunesStoreで映画を販売すると発表したとき、直に日本でも同じサービスが始まるだろうと信じていた。信じていたが待てども待てどもサービスインの日は来ない。権利の壁はあまりにも高く、そうこうしているうちに私の心は冷えきってしまった。日本がネット先進国?バカ言っちゃいけない。ネットを通じて映画すら配信できない国のどこが先進国だというのか。この閉ざされた扉は一生開くことはないかもしれない…。

itunes_movie_and_appletv_0.jpg

そう思っていた中、昨日突然AppleがiTunesStoreで映画の販売を始めると発表した。あまりに突然のことで、これだけ待望していたにもかかわらず正直ピンとこなかった。それほどまでに長かったんですよこれまでが!! ローンチ時のタイトル数は約1000本。しかもよく知らないB級映画ばかりではなく、ハリーポッターシリーズやバットマンシリーズ、踊る大走査線シリーズといった洋画・邦画の人気作も多く含まれている。当然ピクサー、ディズニーの作品も。パイレーツオブカリビアンのジョニー・デップを好きなだけ堪能できるし、なんといってもトイストーリー3も早速取り扱われている。Apple担当者のインタビューを見るにラインナップの拡充も心配なさそう。

今回の映画サービススタートによって、iTunesをインストールしたMac/PC、iPhone、iPod touch、iPad、そして今回同時に日本でも発売が始まった新AppleTVで映画がダウンロードできるようになった。でも新サービスなのでいろいろ慣れない点も多いはず。今回のエントリーではiTunesStoreでの映画購入に関してわかりにくいところをまとめます。

1. 販売方法は購入・レンタルの2通り

iTunesStoreを通じた映画の購入方法はは2通りある。購入レンタル。要はDVDと同じで、購入ならいつでも好きなときに見られるが、レンタルなら一定期間しか見れない。しかしレンタルの方が支払う金額は安いのは想像通り。詳しい料金は以下の通り(AV Watchから拝借)。

itunes_movie_and_appletv_1.jpg

ざっくり言って購入は1,000〜2,500円、レンタルは200〜500円。値段のレンジは画質(SDかHDか)、販売時期、人気作かどうかで分けられる。正直「いつでも何度でも観れる」とはいえ購入で2,000円近い金額を出すのは気が引ける。一方レンタルは高くても500円。最低200円だ。ちなみに近所のTSUTAYAでのDVDレンタル料金は新作が400円、旧作が100円。更にiTunesStoreならBlu-ray Discには及ばないまでもDVDよりも高画質なHD画質で観ることもできる。そしてMacで観てもiPodで観てもiPhoneで観てもiPadで観てもAppleTVで観てもいい。この便利さで100〜200円の差は埋められそうだ。以前も書いた通り、たまにしか観ない映画でHDDを圧迫するよりはレンタルの方が多くの場合お得になるはず。

2. レンタルは返さなくてもいい代わりに再生のタイムリミットがある

レンタル、といってもTSUTAYAで借りるのとは違って返さなくていいのが楽ですね。でも返さなくてもいい代わりに一定期間しかレンタルした映画は観ることができない。

・購入から30日以内
・初回再生スタート時から48時間以内
(アップした当初24時間と書いていましたが48時間が正しいです><ごめんなさい!)

この2つの条件を満たしている間のみ視聴することが可能。正直十分すぎる期間です。

3. AppleTVでは「レンタル」しかできない

販売の種類と料金について把握した。そしていろいろな機器から購入できるのも把握した…が機器によって購入できるものが異なることがあるので注意が必要。

まず、映画によっては販売の種類が「購入」のみしか選べないものが存在する。ダークナイトアリス・イン・ワーンダーランドなど。これらの動画はApple TVから購入することができない。AppleTVは(公称では)保存領域を持っていないからだ。AppleTVでは購入オンリー映画は表示すらされないので注意が必要。一方その他の機種では当然購入・レンタル両方可能。つまりこういうこと。

「購入」のみ映画を買える(てか何でも買える) → Mac/PC、iPhone、iPod touch、iPad
「購入」のみ映画は買えない          → AppleTV

4. レンタルした映画はダウンロードした機器によって他機器にコピー可能かどうかが変わる

Mac/PC、iPhone、iPod touch、iPadならば映画が「購入」できる、そして購入した映画はiTunesを介して機器間で共有することができる。Mac/PCのiTunesで「購入」すればどの機器にもコピーできるし、iPhone等iOS機器で映画を買ったとしてもiTunesにコピーすれば他の機器でも観ることができる。

が、「レンタル」の場合だと話が変わってくる。Mac/PCのiTunesでレンタルすれば購入したときと同じように複数の機器にコピーすることができるが、iPhone、iPod touch、iPadそしてAppleTVで映画をレンタルした場合、コピーできません。「iPhoneで映画レンタルしちゃったけどやっぱり画面の大きいiPadで観たいな☆」と思ってもコピーできないので要注意です。まとめると以下の通り。

「レンタル」した映画を他機器にコピーできる  → Mac/PC
「レンタル」した映画を他機器にコピーできない → iPhone、iPod touch、iPad、AppleTV

よほど不安ならMac/PCのiTunesからレンタルした方がいいでしょうね。ちなみに回線にもよりますがSD動画なら15分くらいでダウンロードは終わります。

ともあれ素直な気持ちで喜びたい

と解説すべき部分はこれくらいでしょうか。現在のiTunesStoreでも十分にがんばっていることは伝わってきますが、いくつか要望もあります。タイトルが長い映画だと、一覧表示時に(字幕版)と(吹き替え版)の違いがわかりずらいとか。映画もいいんですけどテレビ番組も配信してほしいです、とか。でも4年越しの悲願実現ですからひとまず今回のローンチを素直に喜ぼうではありませんか!ぜひとも配給各社さんにはどんどん新作・名作映画を追加していってほしいところです。もちろんアニメもね!あ、新AppleTVのレビューは次のエントリーにしたいと思いますのでお待ちください。

…しかしこれだけ待たせておいてなんで急に映画配信がスタートしたんでしょうね。Appleだってはやくサービス始めたかったでしょうに、想像ですがおそらく配給各社が首を縦に振らなかったのでは。そういえばちょうど同じタイミングでAppleと電通グループがiAdに関して契約を結んだことが発表されましたね。かなり大きな額のお金が動く話のようですから、さぞ電通の方も大喜びでは…そのかわり映画配給会社に口利きをした、なんてことがあったら面白いですね。いや、あくまで想像ですよ!

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Comment [1]
たかはし [2010.11.15 09:31]

>>突然AppleがiTunesStoreで映画の販売を始めると発表した。あまりに突然のことで、これだけ待望していたにもかかわらず正直ピンとこなかった。それほどまでに長かったんですよこれまでが!!

ここわかりますwわかりやすくまとめていただいてありがとうございます。





 
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