FICCは渋谷に引っ越しました。

ビートルズがiTunesにやってきましたが、僕らは渋谷にやってきました。
と、いうことでもうすでにTwitterで報告していたり鈴木さんがブログに書いていたりするのですが、株式会社FICCは青山一丁目から渋谷に移転することとなりました。渋谷駅から徒歩7〜8分、渋谷一丁目の静かな場所です。ありがたいことにオフィスもさらに広くなりました。上の写真はまだPCなど搬入してない状態ですが現在はここにiMacがずらっと並んでる状況です。私もまだまだ引っ越したばかりで慣れない状態ですが、新しい環境で今まで以上にがんばっていきますので宜しくお願いいたします!
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-15 パリオンビル4F
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…で、終わっていいんですが、何となく渋谷というのが今のネット世代において象徴的なものがあるな、ということで少し(あくまで)私が思う渋谷についてちょろっと。
渋谷、というとイメージするのは何でしょう。僕が小学生、中学生の頃は「女子高生の街」というイメージがとても強かった。109を中心とする「ギャルフィールド」とも言うべき世界は変容しながらも渋谷の風景として定着していました。が、現在。俗にいうギャル、という人たちを渋谷で以前ほど目にすることはあまりなくなりました。そもそも、なぜ彼女たちは渋谷に集まっていたのか。もちろんいろんな理由があるのでしょうが現実には「アクセシビリティが高い、交通の便がよかった」というのが最大の理由なのでは。きっと彼女たちは仲間と最新の情報が得られるコミュニティに参加したがっていた。他の女子高生と確実に会えるコミュニティが渋谷にはある。だから渋谷に彼女たちは集結したのではないでしょうか。渋谷にギャル、秋葉原にオタク。当時場所とコミュニティは不可分なものでした。
翻って現在、最も「アクセシビリティが高い場所」はどこでしょうか。言うまでもないと思いますがそれはネットです。ネットに接続できれば、渋谷に行かずとも同族のコミュニティに参加できる。ならわざわざコミュニティのために渋谷まで出て行きませんよね。「街」から「428」
。渋谷はこの10年でいつの間にか変化していた。犯人はネットです。今までコミュニティに参加するには自分が足を運ばなければならなかった。お互いに直接顔を会わせることになるが故に、コミュニティに参加するにはハードルがある。しかしネットが場所とコミュニティという二つの繋がりをぶち壊した結果、コミュニティにいくらでも参加できる状況が生まれたのではないか。
今まで僕らは「女子高生」や「オタク」といった属性をカテゴリーとして見ていた。一人につき一つしか当てはめられないもの。しかしネットのおかげで属性はカテゴリーからタグへ変化した。タグならばいくらでも付けていいわけです。例えば「ギャル」且つ「アニヲタ」且つ「ヘビメタファン」とかいうむちゃくちゃな属性の持ち方だって可能になった。私も以前、渋谷TSUTAYA最上階の本屋でイケメンでかっこいいファッションの兄さん二人組が涼宮ハルヒが表紙のNewType立ち読みしてたときはマジでビビりましたよ…。
属性の "組み合わせの" 多様化が渋谷をゆっくりと変えていった。今の渋谷にラベルを貼ることはできないし、あえてつけるのならば「ただアクセスがいい、人がたくさんいる場所」としか言いようがない。元々サブカル系だとはいえ渋谷PARCOで初音ミクのイベントが行われているのを見ると「人がアクセスしやすかったから」としか思えないのです(だから僕はここの人たちはだいぶ勘違いしているように思うのです)。
決して無個性ではないが、人の単位で括れない。そういう意味では渋谷は今、日本で最もネットと並列化された街といえるのかも。DeNAさんも渋谷にお引っ越しをするようですし、何か「今渋谷」というのが意味がある気がするんです。そう考えるとわくわくするじゃあないですか!これからのFICCをぜひ楽しみにしてください。
でもGoogle日本支社は渋谷から六本木に移転しました、ね…。