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Raw-Fi 3D、クリスマスイヴ・イヴに開催決定!!

2010.11.26 Music

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主催者すらも驚いた、熱狂のRaw-Fi 2から9ヶ月。クラブイベントRaw-Fiが「三次元」になって渋谷に帰ってくる!!

http://www.raw-fi.com/

Raw-Fi第三弾、「Raw-Fi 3D」の開催が決定しました!場所は前回と同じく渋谷UNDERBAR。そして日時は "クリスマスイヴ・イヴ" の12月23日(祝)15:00〜21:40。クリスマスはリア充のものですが、クリスマスイヴ・イヴなら非リア充だって…!! という反骨精神120%の音楽と映像を楽しむ愉快なパーティーです!!

充実のDJ陣。Masayoshi Minoshimaも参加決定!!

パーティーの華、DJ陣は前回に引き続き、YOU-KING、camimu、Jagangles、Lancia KitabatakeとnicoによるDJユニットVokki'2、みんな大好き女子DJ Akki-na、もちろん私も参加です。

そして今回の目玉、スペシャルなDJとしてMasayoshi Minoshimaが参加決定!! 数々の楽曲を生み出し「Bad Apple!! feat. nomico」のスマッシュヒット、そして新作「SAISEN TURN」のリリースと激烈な音楽活動中のMinoshimaさんがRaw-Fiに参戦。超かっこいいミックスが聴けること間違いなし。

さらに「渋谷のクラブをオレんち化」してTLの話題をかっさらった、DJゲーム「DJ Hero」ライブプレイがパワーアップ。先日リリースされた「DJ Hero 2」を使用して再びフロアを「オレんち化」します。みんなが知ってる名曲、新曲盛りだくさん。もしかすると2人プレイが実現するかも…!?

VJも新機軸!!

DJだけでお腹いっぱいな感じですがVJも負けられません。私とtatsdesignに加え、cellfusionが参加決定。技術のスペシャリストな彼のVJをお楽しみに。私も以前から準備している「HTML5 VJ」を今回完成させようと思ってるので業界の方はそちらもお楽しみに。

しかし「つかタイトルに "3D" が入ってるのにVJ普通なんすかwww」とか言わないように。いや、でももしかすると3D、いけるかも…!! という含みを持たせて続報にご期待ください!!

サイトもデザイン一新。話題のクーポン企画も!

今回の情報解禁にあわせてRaw-Fiインフォメーションページもリニューアル(できればSafariやChromeで観てね)。Raw-Fiのサイトは毎回ヒット映画に因んで作成されるわけですが、今回はさすがに何の映画かは言わなくてもわかるよね…?パクリじゃないですよ、インスパイアですからね!天下のディ○ニーなんで下手すりゃ私自身が「権利者削除」されかねませんよほんと…。さておき「もう2次元(レガシー)とは言わせない」のキャッチの通り、ロゴも "3D" させちゃいました。好き勝手作れて正直楽しかったです。

そしてただサイトを作るだけじゃつまらないので、今回サイトでも新機軸を用意しました。「グルーポンポン」というTwitter認証型のチケット割引クーポン発行サービスです。早い話がグルーポンですが、30人以上登録してもらえると最大50人の方に入場料300円引きのチケットを配布する仕組みです。早くも20人以上の方が登録してるので成立はほぼ間違いなさそう。定員オーバーになる前にぜひワンクリックしておきましょう!

あ そ ぼ う !

そもそもRaw-Fiは会社内で「クラブイベントの部活とか作ろうよw」と言っていたのが始まりです。それがやんややんや言ってるうちにこんな大きさになりました。仕事のことで難しいことを言っているようでも、中身はみんな子どもでいたいトイザらス・キッズ。だからこそ遊びクリエイトするためのイベントが必要なのです。「ぼくがかんがえたさいきょうのクリスマスパーティー」にぜひみなさん遊びにきてください!

FICCは渋谷に引っ越しました。

2010.11.24 Text

ficc_shibuya_office_0.jpg

ビートルズがiTunesにやってきましたが、僕らは渋谷にやってきました。

と、いうことでもうすでにTwitterで報告していたり鈴木さんがブログに書いていたりするのですが、株式会社FICCは青山一丁目から渋谷に移転することとなりました。渋谷駅から徒歩7〜8分、渋谷一丁目の静かな場所です。ありがたいことにオフィスもさらに広くなりました。上の写真はまだPCなど搬入してない状態ですが現在はここにiMacがずらっと並んでる状況です。私もまだまだ引っ越したばかりで慣れない状態ですが、新しい環境で今まで以上にがんばっていきますので宜しくお願いいたします!

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-15 パリオンビル4F

大きな地図で見る


…で、終わっていいんですが、何となく渋谷というのが今のネット世代において象徴的なものがあるな、ということで少し(あくまで)私が思う渋谷についてちょろっと。

渋谷、というとイメージするのは何でしょう。僕が小学生、中学生の頃は「女子高生の街」というイメージがとても強かった。109を中心とする「ギャルフィールド」とも言うべき世界は変容しながらも渋谷の風景として定着していました。が、現在。俗にいうギャル、という人たちを渋谷で以前ほど目にすることはあまりなくなりました。そもそも、なぜ彼女たちは渋谷に集まっていたのか。もちろんいろんな理由があるのでしょうが現実には「アクセシビリティが高い、交通の便がよかった」というのが最大の理由なのでは。きっと彼女たちは仲間と最新の情報が得られるコミュニティに参加したがっていた。他の女子高生と確実に会えるコミュニティが渋谷にはある。だから渋谷に彼女たちは集結したのではないでしょうか。渋谷にギャル、秋葉原にオタク。当時場所とコミュニティは不可分なものでした。

翻って現在、最も「アクセシビリティが高い場所」はどこでしょうか。言うまでもないと思いますがそれはネットです。ネットに接続できれば、渋谷に行かずとも同族のコミュニティに参加できる。ならわざわざコミュニティのために渋谷まで出て行きませんよね。「街」から「428」。渋谷はこの10年でいつの間にか変化していた。犯人はネットです。今までコミュニティに参加するには自分が足を運ばなければならなかった。お互いに直接顔を会わせることになるが故に、コミュニティに参加するにはハードルがある。しかしネットが場所とコミュニティという二つの繋がりをぶち壊した結果、コミュニティにいくらでも参加できる状況が生まれたのではないか。

今まで僕らは「女子高生」や「オタク」といった属性をカテゴリーとして見ていた。一人につき一つしか当てはめられないもの。しかしネットのおかげで属性はカテゴリーからタグへ変化した。タグならばいくらでも付けていいわけです。例えば「ギャル」且つ「アニヲタ」且つ「ヘビメタファン」とかいうむちゃくちゃな属性の持ち方だって可能になった。私も以前、渋谷TSUTAYA最上階の本屋でイケメンでかっこいいファッションの兄さん二人組が涼宮ハルヒが表紙のNewType立ち読みしてたときはマジでビビりましたよ…。

属性の "組み合わせの" 多様化が渋谷をゆっくりと変えていった。今の渋谷にラベルを貼ることはできないし、あえてつけるのならば「ただアクセスがいい、人がたくさんいる場所」としか言いようがない。元々サブカル系だとはいえ渋谷PARCOで初音ミクのイベントが行われているのを見ると「人がアクセスしやすかったから」としか思えないのです(だから僕はここの人たちはだいぶ勘違いしているように思うのです)。

決して無個性ではないが、人の単位で括れない。そういう意味では渋谷は今、日本で最もネットと並列化された街といえるのかも。DeNAさんも渋谷にお引っ越しをするようですし、何か「今渋谷」というのが意味がある気がするんです。そう考えるとわくわくするじゃあないですか!これからのFICCをぜひ楽しみにしてください。

でもGoogle日本支社は渋谷から六本木に移転しました、ね…。

今日、Appleは王様になった。

2010.11.17 Music

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希望に満ちた "明日" はがっかりから始まった

さて、誰かがタイムリープして歴史を改変したのかわからないが、AppleのiTunesに関する発表というのはiTunesでThe Beatlesの楽曲の配信を開始する、というものだった。

Twitter上ではAppleの新サービスを期待していた人の否定的リアクションで埋め尽くされた。ま私もそのうちの一人にカウントされるのだろうが、なぜこれだけのことで大騒ぎする必要があったのか疑問に思う声も多い。簡単に言えばAppleとEMIのキャンペーンに一杯引っ掛けられただけの話ではあるのだが、面白いのがAppleは自社のサイトのトップページを丸まるビートルズの写真で埋め、iTunesStoreのトップページまでビートルズだらけにする異例の大待遇をしているところだ。

ここからAppleにとって純粋に重要だったことが伺い知れる。もちろんそれはAppleの都合なだけであって、ただThe Beatlesの楽曲が聴きたい我々にとっては知ったこっちゃない都合なわけだが、昨日から空振りの片棒を担いだ手前「なぜAppleにとってビートルズが重要なのか」を考えていくこととしよう。

Apple vs Appleの30年戦争

Apple、と言えば言わずと知れたスティーブ・ジョブズ率いるApple Inc.のことを指すが、よく知られたAppleもう一つ存在する。The Beatlesが設立し、現在は彼らの楽曲を管理することを目的としているイギリスのApple Corpsだ。ここからはWikipediaの記事に倣って各々を米Apple、英Appleと呼ぶことにしよう。これならわかりやすい。

米Appleの設立から1年後の1978年。英Appleは米Appleに対して商標権侵害をについての訴訟を起こす。簡単に言えば「勝手にうちの社名つかってんじゃねーよ」。数年後この係争は「米Appleが和解金を支払う」「米Appleは音楽事業に参入しないこと」を条件に終結した。

詳細はWikipediaを見てもらうこととして、米Appleが音楽作成機能が付いたパソコンや音声ファイルが含まれたMacを発売しただけで「音楽に関わるなって言ったのにあんた関わってんじゃん!」と、英Appleが訴訟を起こすという騒ぎが度々発生している。英アップルの執拗ないびりにも感じられるが、もちろん訴訟にどっちが悪いも何もない。

さてここまではまだよかった。米Appleが直接音楽で商売していたわけではなかったからだ。しかしiTunes Music Store開設によってまたしても火ぶたが切って落とされる。「ちょおま音楽売ってんじゃん!!」英Appleと米Appleの係争は約3年に渡って続いたが、結論から言うと遂に米Appleが勝利を収める。その理由は意訳すれば「約束では "物理メディア" での販売を禁止しただけで、デジタルデータの販売には触れていない」といったところだ。時代は米Appleに味方した。2007年米Appleと英Appleは和解。もちろん、米Appleが英Appleに名前の使用料を払い続ける条件である。

Happy Xmas, War Is Over.

こうして30年に渡る米英の争いは終わった。スティーブ・ジョブズは以前からビートルズのファンであることを公言し続けていた。本人は認めないが、Appleという社名もビートルズの影響があったように思える。一方のビートルズのメンバーも個人名義でiTunesで曲を販売していたりもした。ポール・マッカートニーに至ってはiPod+iTunesのCMに出演すらした。望まれない争いの終結。AppleとジョブズにとってThe Beatlesの楽曲配信は悲願だったに違いない。

僕らが目撃したのは、音楽コンテンツ業界の王位継承の儀式だった

しかし英Appleはどうしてそこまで偉そうな(失礼!)態度をとれるのか。いや、現実に偉いのだからしょうがない。世界で最も有名なロックバンド、ビートルズ。世界で最も成功したロックバンド、ビートルズ。それを擁した英Appleは強いに決まっている。かたや米アップルはとあるガレージからスタートしたパソコン屋に過ぎない。弱いものは強いものに屈する自然の摂理。しかし30年という時間がいつの間にか両者の立場を逆転させていた。米Appleは世界のデジタル音楽配信の覇権を握った。一方の英Appleといえば、未だにビートルズという1つのコンテンツしか持っていない。

The Beatlesとその楽曲は世界で最も強い、No.1音楽コンテンツである。それは持っているものが王様であることを証明する、魔法の杖のようなものだ。エリザベス女王がその活躍を讃えビートルズのメンバーに勲章を与えたように、英AppleとEMIはその魔法の杖を米Appleに授けることとなった。しかも今のところiTunes Storeは音楽配信業界で唯一The Beatlesの楽曲を扱う業者である。

とどのつまり僕らが1日付き合わされたスペシャルイベントは、どの音楽レーベルよりもどの流通業者よりも強大な存在になった米Appleが音楽コンテンツの旧支配者から王位を譲り受ける、王位継承の儀式であった。米Appleは今、王となった。王は受け取ったばかりの愛しい魔法の杖を、皆の見えるところに誇らしげに飾っている。魔法の杖を授かった王様がやりたいことは明確だ。従者を更に増やすことしかない。例えばビートルズの版権に関わりが深いソニー、とか。

Tomorrow Never Knows

とはいえ音楽業界の覇権をだれが握ろうと、僕らリスナーにとってみれば音楽を聴き続けることができればそれでいい。しかし残念ながら音楽には絵画や彫刻と違って、形がない。音楽は空気の波でしかない。空気の波をとっておくことはできない。だから我々はその度に歌い演奏し、時にレコードやCDに音楽を封じ込めてきた。音楽は人の手を通さない限り残り続けることは絶対にあり得ない。たとえThe Beatlesの楽曲とて例外ではない。私は熱狂的なファンではないけど、かっこよくて時にキュートなビートルズの曲は大好きだ。そんな音楽を後世に残す担い手が今日一つ増えた。正直、今日の出来事は忘れられてしまうかもしれないけど、ビートルズの楽曲が人々に忘れられずに残る日はきっと延長されたに違いない。

改めて今日の日はおめでとう Apple。


しっかし僕らが望んでた例の "明日" はどこへ行っちゃったんだか…

きっと今日と違う明日が来る、ってあなたは信じられるかな?

2010.11.16 Text

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「今日がもし。今日がもし、いつもの日だったら、何の問題もなかったはず。でも忘れていた。今日が最悪な日だってことを。」(時をかける少女/2006)

Appleのトップページが突如、ティザー画像に切り替わった。内容は日本時間11月17日深夜00:00、AppleからiTunesについての発表がある、とだけ。何が起こるかはわからない。でもいつものAppleの発表とは明らかに違う。Mac App StoreやiOS4.2の発表、ビートルズ楽曲やソニー系楽曲の取り扱い開始…いろいろ考えられそうだがここまでやるだろうか。iTunesのアプリケーション・サービスの根幹に関わること、でもなければこんな発表の仕方は考えられない。

これまでのiTunesの歴史をおさらいするために "時計の針を戻して" 、iTunesが生まれた瞬間までタイムリープしよう。

iTunesは同じ場所で10年間、ファイルを同期し続けてきた

およそ10年前、2001年1月。iTunesの最初のバージョンが発表された。このときの機能は実に単純だった。CDからデータをリッピングし、MP3に変換。プレイリストを作って曲を聴くだけの極々、単純なソフト。

しかしその10ヶ月後、iTunesの運命を変える偉大なプロダクトが誕生する。iPod。「iTunes Libraryの全てを持ち運ぶ」ために作られた、ハードディスクを内蔵した新世代の携帯音楽プレイヤーは2001年11月17日、つまり9年前の "明日"、発売を開始した。同時にiTunesのバージョン2はiPodの登場によって、iTunesはとても重要な機能を搭載することになる。iPodと同期することで、iTunesとiPodの中身を丸まる同期することができるようになった。今日までこのファイルの同期こそがiTunes最強の武器であることは何の疑いの余地もない。

2002年7月。バージョン3はiTunes Music Storeをサポート。iTunesが「ネットの向こうがわ」と繋がった瞬間だ。iTunesはいつでも楽曲を購入できる自由を手に入れた。バージョンが7まで進むとiTunes Music StoreはiTunes Storeに改名。アメリカでは映画の購入もできるようになった。

2007年はiTunesにとってiPod以来の大切なパートナーが誕生する年となった。iPhone発表。iPhoneはiPodの "Sync" に倣い、音楽・写真・映像ファイルだけでなく、メールや住所録、カレンダーといった情報までiTunesを経由して同期する。iTunesはもうとっくにただの「音楽管理ソフト」ではなくなっていた。そしてアプリケーションのインストールができるようになったiPhone 3Gの発売でその流れは更に加速する。

音楽、映像に続く第三のStore、iPhone App Storeのオープン。後日iTunes Storeの中で最大の稼ぎ手となるApp Storeの登場で、iTunesは完全に、ファイルの管理、認証、転送を一手に引き受ける巨大なアプリケーションとなった。ここまでが、今に続くiTunesの歴史の全て。

iTunes最大の武器である「同期」が今失われようとしている

10年。あれから10年が経った。10年前、そこには何もなかった。手持ちの十数枚のCDのデータが収まった小さなデジタルライブラリ。それが月日を経るうちに、写真、映像、書籍といったあらゆるメディアを飲み込み、最終的には自身と同列であるはずのアプリケーションすらも飲み込んでしまった。iTunesは「iTunes」という名前がふさわしくないほど、複雑で鈍重で、重大な存在になった。この歴史はあなたの使っているハードディスクがよく知っているはずだ。iTunes Libraryはこの10年でどれだけ肥大化したことか。

ハードディスクを圧迫するくらいならまだいい。ハードディスク容量は年々巨大化しているのだからどんな巨大なファイルだって収まる。しかしそのiTunes Libraryの図体のデカさ故にまた別の問題が生じる。完全な同期が難しくなってくるのだ。iPhoneはあらゆるデータ全てを飲み込めるほど巨大な容量を持っていない。さらに同期すべき機器は年々増えていく、iPod、iPhone、iPad、もう一台のMac、AppleTV、そしてまだ見ぬ新しいAppleデバイス…。それ全てをわざわざMacに直接繋がなければならないのか。繋いだとしてもすべてを同期できるわけでもないのに。今iTunesは自らの機能肥大化と対応機器の拡大によって、己の武器を失いつつある。

そう。その器は歪んでいる、とは言わないが、もはやiTunes Libraryが入るにはMacやPCは器が小さすぎるのだ。宇宙世紀の人々が重力に縛られた地球から自由を求め宇宙に渡り住んだように、iTunesも束縛されることのない新天地へ移動する必要がある。容量と同期。この2つの問題を解決する方法はもはや一つしかない。iTunes Libraryをネットの向こう側、クラウドに移送し、常にネットを使って機器とクラウドをつなげ続ける。そしてここで今一度iPodの誕生理念を思い出そう。「iTunes Libraryの全てを持ち運ぶ」ことだ。ならばもう一度iTunes Libraryの全てを持ち運べるようにiTunesを変えることが必要なのだ。場合によってはiTunesというその名前も変える必要がある、かもしれない。

明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になる

今日がもし、いつもの日なら、明日もまたいつもの日に違いない。9年前の今日、iPod前夜にいた人々は誰もがそう思っていただろう。しかし実際は9年前の明日は今までとは違う、特別な日だった。歴史は大きく変わった。知っての通り、AppleはiPodによって大きな成功を収め、Microsoftを凌駕するほどの存在に返り咲いた。と同時に、世界の文化や生活に大きく関わるほどの変化をもたらした。あれから9年後の今日。

いつもの日が続くことはとてもうれしいことだ。だが変化がない日々の中が本当に最高の日と言えるかはわからない。もしかするといつもの日を繰り返すうちに感覚が冷えきって、いつの間にか最悪の日になっているのかもしれない。

明日、何が起こるかわからない。何も起こらないかもしれない。わからないけど、今日と違うならきっとそれが最高の一日じゃないだろうか。

「明日、いつもと同じ一日が、忘れない一日になります。」ように。

iTunesStoreで遂に映画配信が開始!悲願達成記念にわかりにくいところを解説。

2010.11.12 Gadget

正直あきらめていた。4年前、AppleがiTunesStoreで映画を販売すると発表したとき、直に日本でも同じサービスが始まるだろうと信じていた。信じていたが待てども待てどもサービスインの日は来ない。権利の壁はあまりにも高く、そうこうしているうちに私の心は冷えきってしまった。日本がネット先進国?バカ言っちゃいけない。ネットを通じて映画すら配信できない国のどこが先進国だというのか。この閉ざされた扉は一生開くことはないかもしれない…。

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そう思っていた中、昨日突然AppleがiTunesStoreで映画の販売を始めると発表した。あまりに突然のことで、これだけ待望していたにもかかわらず正直ピンとこなかった。それほどまでに長かったんですよこれまでが!! ローンチ時のタイトル数は約1000本。しかもよく知らないB級映画ばかりではなく、ハリーポッターシリーズやバットマンシリーズ、踊る大走査線シリーズといった洋画・邦画の人気作も多く含まれている。当然ピクサー、ディズニーの作品も。パイレーツオブカリビアンのジョニー・デップを好きなだけ堪能できるし、なんといってもトイストーリー3も早速取り扱われている。Apple担当者のインタビューを見るにラインナップの拡充も心配なさそう。

今回の映画サービススタートによって、iTunesをインストールしたMac/PC、iPhone、iPod touch、iPad、そして今回同時に日本でも発売が始まった新AppleTVで映画がダウンロードできるようになった。でも新サービスなのでいろいろ慣れない点も多いはず。今回のエントリーではiTunesStoreでの映画購入に関してわかりにくいところをまとめます。

1. 販売方法は購入・レンタルの2通り

iTunesStoreを通じた映画の購入方法はは2通りある。購入レンタル。要はDVDと同じで、購入ならいつでも好きなときに見られるが、レンタルなら一定期間しか見れない。しかしレンタルの方が支払う金額は安いのは想像通り。詳しい料金は以下の通り(AV Watchから拝借)。

itunes_movie_and_appletv_1.jpg

ざっくり言って購入は1,000〜2,500円、レンタルは200〜500円。値段のレンジは画質(SDかHDか)、販売時期、人気作かどうかで分けられる。正直「いつでも何度でも観れる」とはいえ購入で2,000円近い金額を出すのは気が引ける。一方レンタルは高くても500円。最低200円だ。ちなみに近所のTSUTAYAでのDVDレンタル料金は新作が400円、旧作が100円。更にiTunesStoreならBlu-ray Discには及ばないまでもDVDよりも高画質なHD画質で観ることもできる。そしてMacで観てもiPodで観てもiPhoneで観てもiPadで観てもAppleTVで観てもいい。この便利さで100〜200円の差は埋められそうだ。以前も書いた通り、たまにしか観ない映画でHDDを圧迫するよりはレンタルの方が多くの場合お得になるはず。

2. レンタルは返さなくてもいい代わりに再生のタイムリミットがある

レンタル、といってもTSUTAYAで借りるのとは違って返さなくていいのが楽ですね。でも返さなくてもいい代わりに一定期間しかレンタルした映画は観ることができない。

・購入から30日以内
・初回再生スタート時から48時間以内
(アップした当初24時間と書いていましたが48時間が正しいです><ごめんなさい!)

この2つの条件を満たしている間のみ視聴することが可能。正直十分すぎる期間です。

3. AppleTVでは「レンタル」しかできない

販売の種類と料金について把握した。そしていろいろな機器から購入できるのも把握した…が機器によって購入できるものが異なることがあるので注意が必要。

まず、映画によっては販売の種類が「購入」のみしか選べないものが存在する。ダークナイトアリス・イン・ワーンダーランドなど。これらの動画はApple TVから購入することができない。AppleTVは(公称では)保存領域を持っていないからだ。AppleTVでは購入オンリー映画は表示すらされないので注意が必要。一方その他の機種では当然購入・レンタル両方可能。つまりこういうこと。

「購入」のみ映画を買える(てか何でも買える) → Mac/PC、iPhone、iPod touch、iPad
「購入」のみ映画は買えない          → AppleTV

4. レンタルした映画はダウンロードした機器によって他機器にコピー可能かどうかが変わる

Mac/PC、iPhone、iPod touch、iPadならば映画が「購入」できる、そして購入した映画はiTunesを介して機器間で共有することができる。Mac/PCのiTunesで「購入」すればどの機器にもコピーできるし、iPhone等iOS機器で映画を買ったとしてもiTunesにコピーすれば他の機器でも観ることができる。

が、「レンタル」の場合だと話が変わってくる。Mac/PCのiTunesでレンタルすれば購入したときと同じように複数の機器にコピーすることができるが、iPhone、iPod touch、iPadそしてAppleTVで映画をレンタルした場合、コピーできません。「iPhoneで映画レンタルしちゃったけどやっぱり画面の大きいiPadで観たいな☆」と思ってもコピーできないので要注意です。まとめると以下の通り。

「レンタル」した映画を他機器にコピーできる  → Mac/PC
「レンタル」した映画を他機器にコピーできない → iPhone、iPod touch、iPad、AppleTV

よほど不安ならMac/PCのiTunesからレンタルした方がいいでしょうね。ちなみに回線にもよりますがSD動画なら15分くらいでダウンロードは終わります。

ともあれ素直な気持ちで喜びたい

と解説すべき部分はこれくらいでしょうか。現在のiTunesStoreでも十分にがんばっていることは伝わってきますが、いくつか要望もあります。タイトルが長い映画だと、一覧表示時に(字幕版)と(吹き替え版)の違いがわかりずらいとか。映画もいいんですけどテレビ番組も配信してほしいです、とか。でも4年越しの悲願実現ですからひとまず今回のローンチを素直に喜ぼうではありませんか!ぜひとも配給各社さんにはどんどん新作・名作映画を追加していってほしいところです。もちろんアニメもね!あ、新AppleTVのレビューは次のエントリーにしたいと思いますのでお待ちください。

…しかしこれだけ待たせておいてなんで急に映画配信がスタートしたんでしょうね。Appleだってはやくサービス始めたかったでしょうに、想像ですがおそらく配給各社が首を縦に振らなかったのでは。そういえばちょうど同じタイミングでAppleと電通グループがiAdに関して契約を結んだことが発表されましたね。かなり大きな額のお金が動く話のようですから、さぞ電通の方も大喜びでは…そのかわり映画配給会社に口利きをした、なんてことがあったら面白いですね。いや、あくまで想像ですよ!

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  • AKIRAFUKUOKA(福岡 陽)
  • FICC inc.所属。Flashコンテンツ開発担当、でもデザインや企画まで手がけることも。
  • WebデザインブックマークサイトAnotherBookmark、Web制作系求人情報サイトMOREWORKSの制作も担当。
  • また趣味的にクラブイベントRaw-Fi 主宰も。当ブログよりモノ系・文化系に特化したRaw-Fi Blogも更新中。
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