BOOKMARK OF THE YEAR 2009 | ブックマーク・オブ・ザ・イヤー2009 - AnotherBookmark
もううるさいなぁ!!と言われそうな勢いでTwitter上で@akirafukuokaと@anotherbookmarkが宣伝しまくってますが、今年もこの季節がやってまいりました。ABMブックマークオブザイヤー2009。
今年はこれまでと趣向を変えて「プロモーション部門」と「クリエイティブ部門」に分けました。去年YouTubeのワリオのやつがあったんですが、枠がなくてノミネートできなかったんですね。そんなわけで今年はサイトの作りよりもアイデアや独創性を重視する「プロモーション部門」を作ることにしました。従来のブックマークオブザイヤーで取り上げてきたようなサイト自体のクリエイティブを重視する「クリエイティブ部門」の2つでやっていこうというわけです。さらに今年はTwitter上での皆さんの声も取り入れた形で各部門12サイト、計24サイトを選出しました。
投票は今年いっぱい、つまり2010年1月1日 0:00まで。忘れないうちに早めに投票お願いいたします!! せっかくですからノミネート全24作品を簡単に解説。
プロモーション部門
Cam with me

娘を持った親、というシチュエーションでハンディカムでの撮影が体験できるコンテンツ。成長していくわが娘を目の前に、結婚していない人までも「これは泣ける」と話題に。大きめのブログパーツを使ったブログプロモーションも。ブログ、ブクマサイト、Twitterと話題を駆け巡ったコンテンツですね。私もこのコンテンツの中で娘が高校生位になったときに彼氏が映ったときにかなりイラッとしましたw これが父親の気持ちなんでしょかね。
NAKANO QUEST | ナカノクエスト

Twitterの登場でネットの政治利用が論議される昨今、さっそく本物の政治家さんがTwitterとGoogleマップを使ったコンテンツを。我々が実現して欲しい要望を「クエスト」として投稿。クエストをクリアしていく様子をTwitterとGoogleマップを連動させて表示。デベロッパー陣からの推薦が多くノミネートされました。当の奥田けんじ先生にもRTでブックマークオブザイヤーを応援(?)していただきました。先生、どうか組織票はほどほどにお願いいたしますw
BURGER KING? WHOPPER? VIRGINS

「FaceBookでマイミク10人切ったらタダ券あげるよキャンペーン」も鮮烈だった今年のバーガーキング。ご自慢のワッパー(ビッグマックみたいなやつね)が本当にうまいのかを調べるにはどうすればいいか。ハンバーガーを食べたこも触れたことも、ましてや見たこともないような人たちに食べさせて、うまいかどうか判定してもらおう!! というイッテQ的なノリのコンテンツ。テレビっ子の私的にもこのノリ好きですねえ。
Honda Insight - Let It Shine on Vimeo

今年の「ワリオ枠」とも言えるホンダ・インサイトのバイラルムービー。たくさんのライトを使った映像自体もさることながらVimeo特設ページのギミックも素晴らしい、映像の枠を超えたコンテンツ。YouTube以上にクリエイティブの意識が高いVimeoでこのキャンペーンを打ったのもよかったですね。美しいハイブリッド車の新たな夜明け。
Eternal moonwalk - A tribute to Michael Jackson.

今年惜しくも他界したマイケル・ジャクソンの追悼コンテンツ。みんながYouTubeに投稿したムーンウォーク映像を繋ぎあわせて「終わらないムーンウォークを作ろう!!」という企画。もちろんスタートは "ネバーランドにお住まいの" マイケル・ジャクソンさん。老いも若きも時には人間じゃないのもみんなみんなムーンウォーク。
We Choose the Moon

今から40年前、アポロ11号は月に降り立った。アポロ11号の打ち上げの瞬間、月面着陸までをサイトやTwitterを使って再現し、当時を追体験しようというコンテンツ。最新のツールを使って過去の瞬間を体験するという発想が面白いですね。
Carousel: A Cinema 21:9 Production

Philipsから発売される16:9を超える21:9型テレビのプロモーションサイト。テレビもすごいんでしょうが何より映像が凄い。警察が強盗団を取り押さえる瞬間をストップモーションで表現した映像なんですが、とにかく映像のクオリティが凄い。どうやってつくったんだ!?の連発です(メイキング的な映像がところどころで見れるようになってます)。そして映像の最後には衝撃の大どんでん返しが…!!
playface.jp

ネットを通じて世界中の人とゲームが遊べる時代ですが、やはり私は同じ場所でわいわいやる方が好きですね。リアクションがわかるだけでも全然楽しさが違うなと。楽しいゲームをやっているとついリアクションが顔に出る、それを全国で撮影して "顔対決" させよう!という企画。投票はサイトもしくはYouTubeで行われるという点もいいですね。顔の勝負、といっても女の子が勝つとは限らないのもまた世の中の面白いところです(優勝は女の子だったけどねw)。ご存知のCMもインパクト強かったです。
Honda | エコグランプリ | Formula E

「なんとまあFlashでレースゲームができる時代になっちゃいましたか。オープニング映像も凝ってるし。よしじゃあ早速やってみよう、とりあえずアクセル全快」『赤信号での侵入です』「えーっ!?」…このコンテンツはレースゲームじゃなくて "ドライブシミュレーション" 。どれだけ速く走れるかではなくいかに燃費よく走れるかが鍵。もちろん交通法規は守りましょう。ゲーム自体のクオリティの高さとそこらへんのズッコケ具合のミスマッチがよかったですね。
宅配ピザのドミノ・ピザ

ノミネートされた24サイト中唯一のHTMLメインのサイト。「ピザ屋のサイトなんだからピザ注文させるだけでしょ」いやいやいやこれが凝ってるんですよ。映像を使ったトップページ、使いやすい注文システム、そして注文後のお楽しみと見事な畳み掛け。更にはケータイサイトやメールを使った細かなプッシュ…大技小技の連発に参りました…とりあえず年末年始は試しに注文してみては?FICCでもこのサイトをノミネート推薦する人が多かったです。
MUJI Global | playMUJI

「ゆりかごから墓場まで」とは言わないまでも多種多様な商品を取り扱っている無印良品。その商品たちを一日一個ずつ小さな映像で紹介していくコンテンツ。映像の作りも "無表情とまではいないくらいの表情" が出ていて無印らしさが漂います。ブログパーツもかわいいし、こと細かな設定ができて◎。しかし1年振り返ってみると壮観ですね。どかんと一発型のコンテンツもいいですが、小さいことをコツコツとというのがWebらしいくてはまっています。
SCR

最近はブログ等のツールが充実してきたためWeb上でのクリエイターのアウトプットが減ってるように感じてしまうんですが、thaさんがスクリーンセイバーを売るサイトをクリエイターの発表の場として新たに創出しました。今流行の小額課金も盛り込んだ新たなチャレンジだと思います。
クリエイティブ部門
バファリス

まず先に言っておこう。カワイイは正義!! バファリン型バッグを携えたリスのキャラクター「バファリス」があなたの悩みをタネにして食べてくれます。こういった投稿型診断コンテンツはやや面倒だったりするんですが、かわいいキャラが聞いてくれるというのと、ダイアログを選ぶだけというのも相まって簡単に投稿できるようになってますね。調子のいいことにしっかり情報も取っていくしゴニョゴニョ…やっぱりカワイイは正義!! CG含めサイトの作りもいいですね。
Wonderwall

中村勇吾さんの作るサイトにはやはり独特の色がありますね。今回はグニャリと変形するポートフォリオサイト。理知整然とせず、カオスなうねりが楽しいサイトです。動きの滑らかさや軽妙さ、そして一度見たら忘れないというサイトそのもの。一方地図が絡むコンテンツに関しては全てGoogleマップで完結させるという潔さも。個人的にはフッターが傾いているところがかわいくて、新たな発見がありました。
全日本バーベイタム選手権

ブックマークオブザイヤーでは常連の城戸雅行さん最新作。今回は記録メディアをテーマにした3D対戦ゲーム。動きもなめらかだしよく動くこと動くこと…!ゲーム自体もほぼオートながら必殺技の使いどころなど戦略がありポイント高し。キャラクターの成長などシステム面も非常によく出来ています。ちなみに2006年、2008年は城戸さんの作品がブックマークオブザイヤーのチャンピオンを取ってます。今回はどうなるんでしょうか…?
東京ガールズパレード by TGC × Bascule

ブライスのような可愛らしい女の子に無数のお着替え&メイクをさせてランウェイを歩かせるお楽しみコンテンツ。無数とも思える組み合わせは圧巻。さすが東京ガールズコレクションとの連動コンテンツなだけありますね。…なんですが残念ながらつい最近サイト自体がクローズしてしまった模様。残念><
Honda | インターナビ | INTERNAVI REALIZATION

ホンダのナビゲーションシステム・インターナビのコンテンツ。日本中の道路を走る車の道筋を視覚化するだけでも立派なメディアアートになる。レイ・ハラカミのアンビエントな音楽にあわせて地図の上を走る白い光。他にも実際にナビの通りに走ってみた映像も。こちらの音楽は相対性理論のメンバーによる別名義バンド・TUTU HELVETICAによるもの。確かに音楽もドライブの一部ですからね。
どんな?文科!数字で見る文部科学省

かわいいイラストともに文部科学省のことを数字で勉強するコンテンツ。タイル敷き詰め型のサイトはよく見かけますが、このサイトは細かいところがちょっと違う。数字を入力して検索する検索フォームや、ページごとにプリントして勉強用のオリジナルが作れる仕組みなど、先生にも生徒にも便利な機能が詰まっています。
女子美術大学 "新しいワタシ、生まれる。"

女子美術大学の特設コンテンツ。こちらも美術大学だけあってデザインもイラストも凝ってます。といっても凝っているのは見た目だけでなく映像コンテンツや、あだ名メーカーのようなコンテンツまであって盛りだくさん。階層下のHTMLコンテンツも丁寧に作られているのがいいですね。サイトの掴みだけでなく情報ページの充実も非常に重要なポイントです。
G'z One CA002 by CASIO

G'z Oneのサイトは毎回凝ったコンテンツが恒例になっていますが、今回はG'z Oneらしいエッジィさを抽出してビジュアル化したようなサイト。これは正直、かっこいい。いやG'z Oneを求める人っていうのは結局かっこよさを求めている人ですからまさにど真ん中の演出と言えましょう。アニメーションのパターンも多彩でスクリーンセイバーをダウンロードした人も多いんじゃないでしょうか。
UNIQLO PARKA STYLE 1000

スペシャルサイトと言えばUNIQLO、というくらいたくさんのコンテンツをリリースしているUNIQLOですが今年はパーカーのコンテンツがノミネート。東京の様々な街の人々が着るパーカーをバトン形式で表示する映像は「老若男女、誰もが着るユニクロ」という事実を見事に表現しています。バトンで表示するモードの他にも街別で写真が見れるモードもあって面白いですね。個人的には原宿や渋谷みたいな洒落たとこばっかじゃなくて巣鴨やアキバや築地も見てほしい!w
イセタンワンダークリスマス 2009

伊勢丹のクリスマスコンテンツ。インパクトの強いグラフィックと絵本のようなメルヘンストーリー。絵もアニメも気合い入ってますよこれは。女の人ってこういう世界観好きですよねー。クリスマスコンテンツなんて腐るほどあるご時世、ただ紋切り型じゃないものなっているところも素敵です。…しかしクリスマス、だけに現在公開終了。うーん残念。
Jim Carrey - Official Site

個性派俳優のジム・キャリー。当然Webサイトも個性派です。グラフィックの強烈さは今回の全ノミネートの中で最強。一枚一枚のグラフィックもコンテンツ移動時のトランジションもやり過ぎ感満載。笑いを通り越したやり過ぎにただただ笑うしかないという高度すぎる現象が展開されてます。個人的にはTwitterの発言をつぶやき続ける鳥のイラっとする感じが好きですw
ケータイするGoogle(TM)って?

世界中で好調なiPhoneを追随するべくGoogleが放ったAndroid OS。日本で初のAndroid端末であるHT-03A のスペシャルコンテンツ。ターゲットはもちろんある程度テクノロジーに詳しい人でしょうが、それでも新しいものだけに疑問点は尽きない。ということですべてのコンテンツタイトルを疑問系にするのはいいアイデアではないでしょうか。操作方法も実機の画像と画面内映像、そして人の指を表示して解説、これならわかりやすい。画面を埋め尽くす文字が新たな「ビッグウェーブ」を予感させてくれるデザインになっています。
皆さんの力で今年のNo.1を決めてください!!
…っと、これで24サイトすべて紹介できました。ごめんなさいこういう紹介って後半がダレるから(ま書いてる私が悪いんですけど)不利になっちゃいますよね…ですから私の言葉に騙されず、ぜひ自分の目で確かめて、あなたが思う、今年一番のWebサイトに投票してください!! ちなみに投票すると自動的にTwitterでつぶやくボタンが表示されます。ぜひついでにつぶやいてみてください(選挙の出口調査みたいですね)。同じサイトに投票しようとする同志が現れるかもしれませんし。
またTwitterでのハッシュタグは「#abm09」です。もし「○○と××で悩んでるんだけどどっちがいいかな?」とかあったらぜひこのハッシュタグをつけて発言してみてください。既に多くの方に#abm09でつぶやいていただいてます。感謝と同時にTwitterの強さも感じました。
では最後に改めて。あなたの一票で今年最高のWebサイトが決定します。ぜひ投票を!!