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さよなら、ありがとう2009年

2009.12.31 Text

去年は何もなかったようでそれなりにあった1年でした。

3月にはFICCの新サービスMOREWORKSをリリースしました。私はサイト構築に関する部分のみの担当です。少しずつ増えて現在登録会社数は約50社。既に多くの方に利用していただいております。

9月にはABMの機能拡張を行いました。Twitter対応やアイテムレビューなどの新コーナーを中心にした機能強化です。次代のABMや新たなサービスの基盤になる重要なアップデートになりました。来年HTML化するABMにご期待下さい(むしろ今までFlashでごめんなさい><)。

またANTEPRIMAのショー映像も作りました。とても貴重な体験でした。

Raw-Fiができたのもうれしかったです。ちょっとずつ大きくできたらいいですね。今年は早々に第二回をやりたいと思ってます。どうでしょう?>スタッフの皆様

しかしその一方で、自分が逃げてしまった事も多々あります。それは課せられた責務であったり、近くで起こった不幸であったり。来年は恐れず自分を "燃やしていこう" と思います。正直ビビリすぎだったんじゃないかと。結果燃え尽きて炭になったり灰になったりすることもあるかもしれませんし、燃料サイクル、というか今の生活ルーチンから外れてしまうこともあるかもしれません。でもまあ致し方なしかな!ぐらいで行かないと変わらないですよね。「嫌われるくらい頑張る」みたいな感じでしょうw

というわけで改めて。燃やせ!! 2010年!!

いろいろと今年一番を決めよう2009。

2009.12.30 Text

去年に引き続き今年もいってみましょう「いろいろと今年一番を決めよう2009」。例によって独断と偏見による選出ですから、もうどんとこい異論反論オブジェクション。さあ今年も映画部門からスタートです。

今年のベスト映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

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はい、エヴァです。自分でも信じられないチョイスですが自分の中でこれ以外は出てこなかった。ちなみに2位はサマーウォーズ、3位はグラン・トリノ。去年は普通の映画とアニメ映画で部門を分けていましたが今年は分けません。「いやじいちゃん3位はねえだろ!!」と言われるでしょうし、えこひいきまるだしな順位なのは否定しませんがそれでも今年のアニメ映画は一般の映画と肩を並べられるだけの作品が揃っていたと思います。1位2位がアニメなのは「もっと日が当たる場所にでてほしい」という私の気持ちです。日本人にとってサザエさんと宮崎作品だけがアニメだというのは悲しいじゃないですか。そして2本とも私の中での映画らしい映画に仕上がっていたことも大きい。私にとっての映画は腕を組みながら難しい顔をして評論するものではありません。お茶の間で観た金曜ロードショーであり、夏休みに親と観た夏休み映画なのです。胸がつまるようなハラハラ感、そして痛快であること。そしてもちろんみんなで観れるもの(破はその点ギリギリではありますが)。

破に関しては、今までの "暗さ" が弱くなった。暗さがエヴァらしい味、面白さだったのは事実です。でもその暗さは私は好きじゃなかったし(もともと暗い人間が余計落ち込んでどうすんだよとw)結局は「空気読め」の大合唱でしかなかった。「空気読んでもらわないと俺がいやだから」、と。いや、社会で生きている以上、空気は読まなければなりません。もちろん破の中でも「空気読め」は出てきます。でも自分を追ってまで空気を読んだ先に何があるのさ?空気を読みながら、自分の希望を叶えることだってできるんじゃないの?いや仕事だって、その中で自分の目標を見つけることだってできるんじゃね?…そういうメッセージが受け取れたことが僕はただただ嬉しかった。

今年のベストテレビアニメ「東のエデン」


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100憶円とコンシェルジュ携帯で日本を救え。何度も何度も、説明しているのでもう作品の解説はしませんが、今年を総括するうえでなくてはならないアニメ、というか作品でしょう。東のエデンは「キャピタリズム」であり「セカイカメラ」であり「グランズウェル」
である。このどれか一つにでも引っかかった人は絶対に見るべき。典型的な少女漫画的「王子様」と日本を救う「王子様」を重ねて描くのが面白いですね。最後に人を助けるのはシステムではなくやっぱり人なんだ。

今年のベストアルバム「ハイファイ新書」

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今年は相対性理論の年でしたね。少しお姉さんになられたやくしまるさんの歌声。そしてやっぱり少し大人になった視点。世間に溢れる音楽に疲れた人たちがきっと相対性理論の音楽に耳をすましているのかなと思います。足りないようでいて、しっかりと完結したサウンド。「これでいい」が「やっぱりこれがいい!!」になる発見。よかったです。

今年のベストWiiゲーム「New スーパーマリオブラザーズ Wii」

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言う事は言った。もはや何も言うまい。先日我が家で4人でマリオを遊んだんですが、ここまで新しい体験ができるとは思いませんでした。まさか4人で遊ぶと足の引っ張り合いにしかならないとは!!w 1人プレイが面白いのは当然ですが、4人で遊ぶとまったく違うものになる、しかも違うベクトルで面白い。マリオ25年の歴史に新たな1ページが加わった瞬間でした。

今年のベストDSゲーム「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」

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今年No.1ヘンテコソフト、トモダチコレクションと最後まで悩みましたが…懐古厨としてドラクエを挙げることにしました。ドラクエ、だけどしっかりと新しさがあった。ゲームとしての完成度も高い。ゲームの販売規模があってこそだったんでしょうがすれ違い通信も面白く大きな話題にも。どんなに歴史があるものでも新しさを取り入れることを忘れてはいけないし、何がよかったか、何が悪かったか、常によく見ていること。いいものをしっかり残してきたからこそ今日のドラクエがあるわけですから。

今年のベストXbox360ゲーム「DJ Hero」

って今年Xbox買ったばっかりだし!! Xboxのゲーム3本しかやってないし!! しかもDJ Hero、360とPS3両方出てるし!! つかまだ輸入ゲームの扱いだし!! でもいいんです。音楽ゲームの新たな地平を切り開いてくれました。なんといってもかっこいいしね!! 日本の音楽ゲームも大好きだけど、どうかもう一度尖って欲しい。音楽的にカッコいいでも、ただひたすら萌えるでもいいから、いっそのこと突き抜けてくれーっと思いますね。

今年のベストPlayStation3ゲーム「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」

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ちょwww 今年の会社の忘年会のビンゴでPS3当てたの最近だし(改めてありがとうございます。PS3が欲しい人はぜひFICCに入りましょう)、PS3のゲームこれしかやってないし。でもいいんです。よくこのゲームはグラフィックがすごいと褒められますが、演出の良さ、それにプレイヤーのアクションが混ざることによる没入感。これに尽きます。よくあるハリウッド系B級アクションムービーの中で自由にアクションできる、これだけでわくわくすると思わない?新しい体験をさせてもらいました。

今年のベストロボット「ドロッセル嬢」

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今年の一番は「ロボット界で一番お姫様」ことドロッセルお嬢様でしょう。美少女フィギュアを買わない私もついつい買ってしまった「Figma ファイアボール ドロッセル」
。球体関節の人形って怖くて苦手だったんですがドロッセルお嬢様は別格です。彼女が登場するフルCGアニメ「ファイアボール」も面白かった。ディズニージャパンは早くシーズン2を作りなさい!! そしてスクエニはキングダムハーツなんか作ってないでドロッセル嬢のゲームを作りなさい!!

今年のベスト動物「モルモットのシャンプーすすぎ」

正直去年の王者アルパカを超えるだけの動物は現れませんでした。ということで今年のtumblr画像の中で一番萌えた動物、ということで「モルモットのシャンプーすすぎ」を推したい。足のチョロッとした感じと表情にやられましたね。来年は寅年ですが、動物の口の "ω" はやっぱりかわいいです。

今年のベスト流行語「1位を目指す理由はあるんですか?2位ではだめなんでしょうか?」

…ここまで正当に人の反論を押さえてなおかつ心を折る言葉が今までにあったでしょうか。さらに蓮舫さんがおじさん達を罵る(?)姿のインパクト。圧倒的1位です。転用がしやすかったのもポイント高いですね。

蓮舫「Google検索で1位を目指す理由はあるんですか?2位ではだめなんでしょうか?」
SEO業者「…」

蓮舫「ダンサーが12人ということですが12も必要でしょうか?ボーカル2人ではだめなんでしょうか?」
EXILE「…」

内田裕也さんも美味しいところを持っていく始末。何にせよ1位ですおめでとうございます。どうかお子さんに「ズルはいけないよ!!」と教えてあげてください!!

今年のベストテレビ番組「飛び出せ!科学くん - 風船カメラで青い地球を撮る」

四の五の言わずとりあえず観てくれ。とても素晴らしい企画だと思います。地球は美しい。

今年のベストガジェット「iPhone 3GS…?」

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新しいiMac。タッチ操作のMagic Mouse。ビデオ付きiPod nano。小型一眼GF1。合体コンデジGXR。ネットで機能が広がるCerevo Cam…様々なガジェットが誕生した今年。何を選べと言われると難しいですが、私はiPhone 3GSを選びました。またかよwといわれるでしょうが、iPhoneの魅力は衰えなかった。そしてソフトが成熟している現在にあって性能が強化された3GSが何よりも羨ましい。

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ですが去年と同じでは面白くない。ガジェットの範疇をやや超えますが、今年はAmazon Kindle及びKindle Storeを選びます。遂に電子書籍ストアの成功モデルが見えつつある。まさにiPodとiTunes Storeが起こしたネットでの音楽販路の開拓を再び見ているかのよう。個人的には現状のKindleはベストではないですが、それでも新しい市場を切り開く製品はドキドキさせてくれます。来年は日本でも電子書籍の年になるのか(日本だと漫画がないとだめだと思いますが)。Amazonは日本でもKindleを本格的に売出していくのか。相対するAppleの新タブレットはどんなものになるんでしょか(存在しない可能性もありますが…)。2010年もわくわくさせてくださいな!!

【各サイトの解説付きだよ!】今年のNo.1は12+12サイト中どのサイト?ABMブックマークオブザイヤー2009、決選投票スタート!

2009.12.29 Web

BOOKMARK OF THE YEAR 2009 | ブックマーク・オブ・ザ・イヤー2009 - AnotherBookmark

もううるさいなぁ!!と言われそうな勢いでTwitter上で@akirafukuoka@anotherbookmarkが宣伝しまくってますが、今年もこの季節がやってまいりました。ABMブックマークオブザイヤー2009

今年はこれまでと趣向を変えて「プロモーション部門」と「クリエイティブ部門」に分けました。去年YouTubeのワリオのやつがあったんですが、枠がなくてノミネートできなかったんですね。そんなわけで今年はサイトの作りよりもアイデアや独創性を重視する「プロモーション部門」を作ることにしました。従来のブックマークオブザイヤーで取り上げてきたようなサイト自体のクリエイティブを重視する「クリエイティブ部門」の2つでやっていこうというわけです。さらに今年はTwitter上での皆さんの声も取り入れた形で各部門12サイト、計24サイトを選出しました。

投票は今年いっぱい、つまり2010年1月1日 0:00まで。忘れないうちに早めに投票お願いいたします!! せっかくですからノミネート全24作品を簡単に解説。

プロモーション部門

Cam with me
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娘を持った親、というシチュエーションでハンディカムでの撮影が体験できるコンテンツ。成長していくわが娘を目の前に、結婚していない人までも「これは泣ける」と話題に。大きめのブログパーツを使ったブログプロモーションも。ブログ、ブクマサイト、Twitterと話題を駆け巡ったコンテンツですね。私もこのコンテンツの中で娘が高校生位になったときに彼氏が映ったときにかなりイラッとしましたw これが父親の気持ちなんでしょかね。

NAKANO QUEST | ナカノクエスト
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Twitterの登場でネットの政治利用が論議される昨今、さっそく本物の政治家さんがTwitterとGoogleマップを使ったコンテンツを。我々が実現して欲しい要望を「クエスト」として投稿。クエストをクリアしていく様子をTwitterとGoogleマップを連動させて表示。デベロッパー陣からの推薦が多くノミネートされました。当の奥田けんじ先生にもRTでブックマークオブザイヤーを応援(?)していただきました。先生、どうか組織票はほどほどにお願いいたしますw

BURGER KING? WHOPPER? VIRGINS
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「FaceBookでマイミク10人切ったらタダ券あげるよキャンペーン」も鮮烈だった今年のバーガーキング。ご自慢のワッパー(ビッグマックみたいなやつね)が本当にうまいのかを調べるにはどうすればいいか。ハンバーガーを食べたこも触れたことも、ましてや見たこともないような人たちに食べさせて、うまいかどうか判定してもらおう!! というイッテQ的なノリのコンテンツ。テレビっ子の私的にもこのノリ好きですねえ。

Honda Insight - Let It Shine on Vimeo
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今年の「ワリオ枠」とも言えるホンダ・インサイトのバイラルムービー。たくさんのライトを使った映像自体もさることながらVimeo特設ページのギミックも素晴らしい、映像の枠を超えたコンテンツ。YouTube以上にクリエイティブの意識が高いVimeoでこのキャンペーンを打ったのもよかったですね。美しいハイブリッド車の新たな夜明け。

Eternal moonwalk - A tribute to Michael Jackson.
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今年惜しくも他界したマイケル・ジャクソンの追悼コンテンツ。みんながYouTubeに投稿したムーンウォーク映像を繋ぎあわせて「終わらないムーンウォークを作ろう!!」という企画。もちろんスタートは "ネバーランドにお住まいの" マイケル・ジャクソンさん。老いも若きも時には人間じゃないのもみんなみんなムーンウォーク。

We Choose the Moon
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今から40年前、アポロ11号は月に降り立った。アポロ11号の打ち上げの瞬間、月面着陸までをサイトやTwitterを使って再現し、当時を追体験しようというコンテンツ。最新のツールを使って過去の瞬間を体験するという発想が面白いですね。


Carousel: A Cinema 21:9 Production
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Philipsから発売される16:9を超える21:9型テレビのプロモーションサイト。テレビもすごいんでしょうが何より映像が凄い。警察が強盗団を取り押さえる瞬間をストップモーションで表現した映像なんですが、とにかく映像のクオリティが凄い。どうやってつくったんだ!?の連発です(メイキング的な映像がところどころで見れるようになってます)。そして映像の最後には衝撃の大どんでん返しが…!!

playface.jp
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ネットを通じて世界中の人とゲームが遊べる時代ですが、やはり私は同じ場所でわいわいやる方が好きですね。リアクションがわかるだけでも全然楽しさが違うなと。楽しいゲームをやっているとついリアクションが顔に出る、それを全国で撮影して "顔対決" させよう!という企画。投票はサイトもしくはYouTubeで行われるという点もいいですね。顔の勝負、といっても女の子が勝つとは限らないのもまた世の中の面白いところです(優勝は女の子だったけどねw)。ご存知のCMもインパクト強かったです。

Honda | エコグランプリ | Formula E
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「なんとまあFlashでレースゲームができる時代になっちゃいましたか。オープニング映像も凝ってるし。よしじゃあ早速やってみよう、とりあえずアクセル全快」『赤信号での侵入です』「えーっ!?」…このコンテンツはレースゲームじゃなくて "ドライブシミュレーション" 。どれだけ速く走れるかではなくいかに燃費よく走れるかが鍵。もちろん交通法規は守りましょう。ゲーム自体のクオリティの高さとそこらへんのズッコケ具合のミスマッチがよかったですね。

宅配ピザのドミノ・ピザ
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ノミネートされた24サイト中唯一のHTMLメインのサイト。「ピザ屋のサイトなんだからピザ注文させるだけでしょ」いやいやいやこれが凝ってるんですよ。映像を使ったトップページ、使いやすい注文システム、そして注文後のお楽しみと見事な畳み掛け。更にはケータイサイトやメールを使った細かなプッシュ…大技小技の連発に参りました…とりあえず年末年始は試しに注文してみては?FICCでもこのサイトをノミネート推薦する人が多かったです。

MUJI Global | playMUJI
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「ゆりかごから墓場まで」とは言わないまでも多種多様な商品を取り扱っている無印良品。その商品たちを一日一個ずつ小さな映像で紹介していくコンテンツ。映像の作りも "無表情とまではいないくらいの表情" が出ていて無印らしさが漂います。ブログパーツもかわいいし、こと細かな設定ができて◎。しかし1年振り返ってみると壮観ですね。どかんと一発型のコンテンツもいいですが、小さいことをコツコツとというのがWebらしいくてはまっています。

SCR
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最近はブログ等のツールが充実してきたためWeb上でのクリエイターのアウトプットが減ってるように感じてしまうんですが、thaさんがスクリーンセイバーを売るサイトをクリエイターの発表の場として新たに創出しました。今流行の小額課金も盛り込んだ新たなチャレンジだと思います。


クリエイティブ部門

バファリス
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まず先に言っておこう。カワイイは正義!! バファリン型バッグを携えたリスのキャラクター「バファリス」があなたの悩みをタネにして食べてくれます。こういった投稿型診断コンテンツはやや面倒だったりするんですが、かわいいキャラが聞いてくれるというのと、ダイアログを選ぶだけというのも相まって簡単に投稿できるようになってますね。調子のいいことにしっかり情報も取っていくしゴニョゴニョ…やっぱりカワイイは正義!! CG含めサイトの作りもいいですね。

Wonderwall
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中村勇吾さんの作るサイトにはやはり独特の色がありますね。今回はグニャリと変形するポートフォリオサイト。理知整然とせず、カオスなうねりが楽しいサイトです。動きの滑らかさや軽妙さ、そして一度見たら忘れないというサイトそのもの。一方地図が絡むコンテンツに関しては全てGoogleマップで完結させるという潔さも。個人的にはフッターが傾いているところがかわいくて、新たな発見がありました。

全日本バーベイタム選手権
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ブックマークオブザイヤーでは常連の城戸雅行さん最新作。今回は記録メディアをテーマにした3D対戦ゲーム。動きもなめらかだしよく動くこと動くこと…!ゲーム自体もほぼオートながら必殺技の使いどころなど戦略がありポイント高し。キャラクターの成長などシステム面も非常によく出来ています。ちなみに2006年、2008年は城戸さんの作品がブックマークオブザイヤーのチャンピオンを取ってます。今回はどうなるんでしょうか…?

東京ガールズパレード by TGC × Bascule
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ブライスのような可愛らしい女の子に無数のお着替え&メイクをさせてランウェイを歩かせるお楽しみコンテンツ。無数とも思える組み合わせは圧巻。さすが東京ガールズコレクションとの連動コンテンツなだけありますね。…なんですが残念ながらつい最近サイト自体がクローズしてしまった模様。残念><

Honda | インターナビ | INTERNAVI REALIZATION
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ホンダのナビゲーションシステム・インターナビのコンテンツ。日本中の道路を走る車の道筋を視覚化するだけでも立派なメディアアートになる。レイ・ハラカミのアンビエントな音楽にあわせて地図の上を走る白い光。他にも実際にナビの通りに走ってみた映像も。こちらの音楽は相対性理論のメンバーによる別名義バンド・TUTU HELVETICAによるもの。確かに音楽もドライブの一部ですからね。

どんな?文科!数字で見る文部科学省
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かわいいイラストともに文部科学省のことを数字で勉強するコンテンツ。タイル敷き詰め型のサイトはよく見かけますが、このサイトは細かいところがちょっと違う。数字を入力して検索する検索フォームや、ページごとにプリントして勉強用のオリジナルが作れる仕組みなど、先生にも生徒にも便利な機能が詰まっています。

女子美術大学 "新しいワタシ、生まれる。"
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女子美術大学の特設コンテンツ。こちらも美術大学だけあってデザインもイラストも凝ってます。といっても凝っているのは見た目だけでなく映像コンテンツや、あだ名メーカーのようなコンテンツまであって盛りだくさん。階層下のHTMLコンテンツも丁寧に作られているのがいいですね。サイトの掴みだけでなく情報ページの充実も非常に重要なポイントです。

G'z One CA002 by CASIO
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G'z Oneのサイトは毎回凝ったコンテンツが恒例になっていますが、今回はG'z Oneらしいエッジィさを抽出してビジュアル化したようなサイト。これは正直、かっこいい。いやG'z Oneを求める人っていうのは結局かっこよさを求めている人ですからまさにど真ん中の演出と言えましょう。アニメーションのパターンも多彩でスクリーンセイバーをダウンロードした人も多いんじゃないでしょうか。

UNIQLO PARKA STYLE 1000
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スペシャルサイトと言えばUNIQLO、というくらいたくさんのコンテンツをリリースしているUNIQLOですが今年はパーカーのコンテンツがノミネート。東京の様々な街の人々が着るパーカーをバトン形式で表示する映像は「老若男女、誰もが着るユニクロ」という事実を見事に表現しています。バトンで表示するモードの他にも街別で写真が見れるモードもあって面白いですね。個人的には原宿や渋谷みたいな洒落たとこばっかじゃなくて巣鴨やアキバや築地も見てほしい!w

イセタンワンダークリスマス 2009
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伊勢丹のクリスマスコンテンツ。インパクトの強いグラフィックと絵本のようなメルヘンストーリー。絵もアニメも気合い入ってますよこれは。女の人ってこういう世界観好きですよねー。クリスマスコンテンツなんて腐るほどあるご時世、ただ紋切り型じゃないものなっているところも素敵です。…しかしクリスマス、だけに現在公開終了。うーん残念。

Jim Carrey - Official Site
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個性派俳優のジム・キャリー。当然Webサイトも個性派です。グラフィックの強烈さは今回の全ノミネートの中で最強。一枚一枚のグラフィックもコンテンツ移動時のトランジションもやり過ぎ感満載。笑いを通り越したやり過ぎにただただ笑うしかないという高度すぎる現象が展開されてます。個人的にはTwitterの発言をつぶやき続ける鳥のイラっとする感じが好きですw

ケータイするGoogle(TM)って?
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世界中で好調なiPhoneを追随するべくGoogleが放ったAndroid OS。日本で初のAndroid端末であるHT-03A のスペシャルコンテンツ。ターゲットはもちろんある程度テクノロジーに詳しい人でしょうが、それでも新しいものだけに疑問点は尽きない。ということですべてのコンテンツタイトルを疑問系にするのはいいアイデアではないでしょうか。操作方法も実機の画像と画面内映像、そして人の指を表示して解説、これならわかりやすい。画面を埋め尽くす文字が新たな「ビッグウェーブ」を予感させてくれるデザインになっています。


皆さんの力で今年のNo.1を決めてください!!

…っと、これで24サイトすべて紹介できました。ごめんなさいこういう紹介って後半がダレるから(ま書いてる私が悪いんですけど)不利になっちゃいますよね…ですから私の言葉に騙されず、ぜひ自分の目で確かめて、あなたが思う、今年一番のWebサイトに投票してください!! ちなみに投票すると自動的にTwitterでつぶやくボタンが表示されます。ぜひついでにつぶやいてみてください(選挙の出口調査みたいですね)。同じサイトに投票しようとする同志が現れるかもしれませんし。

またTwitterでのハッシュタグは「#abm09」です。もし「○○と××で悩んでるんだけどどっちがいいかな?」とかあったらぜひこのハッシュタグをつけて発言してみてください。既に多くの方に#abm09でつぶやいていただいてます。感謝と同時にTwitterの強さも感じました。

では最後に改めて。あなたの一票で今年最高のWebサイトが決定します。ぜひ投票を!!

行き過ぎた資本主義からアメリカ国民を救い出せ。『キャピタリズム マネーは踊る CAPITALISM:A LOVE STORY』

2009.12.14 Movie

「ソイレント・グリーン」をバカにできないアメリカの現状

「ソイレント・グリーン」というSF映画がある。舞台は2022年、人口増加によって食料の価格が高騰、一握りの富裕層が野菜や肉を独占し、ほとんどの貧しい人間は合成食料しか口にすることができない超格差社会だ。合成食料を生産するソイレント社の闇を追う主人公は新商品「ソイレント・グリーン」の恐るべき真実を知ることになる。生産工場に運び込まれていたのは人間の死体。ソイレント・グリーンは人間の死体から生産されていたのだ。「ソイレント・グリーンの原料は人間だ。早く何とかしないと、今に食糧生産のために人間を飼うようになる…!」

今格差社会が広がっているからといって、人が食物に変わる世界がやってくるわけではない。だがこの話を絵空事と笑えない現実が今ここにあることをマイケル・ムーアの新作映画「キャピタリズム」は警告する。人を食べ物、いや金に変える世界。つまりは労働者は搾取され、富めるものはますます富を得る世界の到来だ。

ただただ真面目に働いて暮らしていただけなのに…どうしてこうなった?

映画のまず銀行強盗を写した防犯カメラの映像をつないだものから始まる。支払能力がないからと銀行に自分の家を差し押さえられた人はこう言う。「今初めて銀行強盗の気持ちがわかった。俺だって銀行から金を奪い返してやりたい」。むしろ罪もない人間から住む場所を(警察という公的権力を借り出してまで)奪い取っていく銀行こそが "強盗" ではないのか…そうマイケル・ムーアは問う。この映画は徹底的に「富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しくなっていく」現状を様々な角度から切り取っていく。

個人的にもっともキツかったのは、名だたる大企業が労働者に生命保険をかけている、というところ。労働者の家族には内緒、もちろん受取人は…企業だ。人の死が、企業の利益に変換されている。まるでこれじゃソイレント・グリーンそのものじゃないか!? こんなSFみたいに狂った世界は間違っている、なぜこんなことが許されるんだ?…許されるんです、資本主義(キャピタリズム)の名のもとに。

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利益を追求することを第一とし、そのために必要な競争はすべて許される!大企業はそれでいいかもしれないが労働者はご覧の有様だよ!そもそもアメリカは大企業のために作られた国だったか?ここがマイケル・ムーアの視点の面白いところ。わざわざ本物の合衆国憲法の原文を確認に博物館へ。もちろんそこには「資本主義」の一文字もない。資本主義の反対語はなんだろうか。社会主義。確かに正しいがこの映画ではちょっと違う。民主主義だ。行き過ぎた資本主義が「自由の国・アメリカ」をいつのまにか「自由競争の国・アメリカ」へ変えた。変わったはいいがそれで儲けたのは極々一部、むしろ労働者の自由は奪われることになったわけだ。

そしてサブイプライム問題、リーマンショックの話に入ると一段の盛り上がりを見せる。銀行への7000億ドルの公的資金注入を巡る政治家たちの攻防。そもそもその公的資金こそが「アガリを決め込んだ金持ちたち」の最後のボーナス。結局国民の税金は銀行の重役たちのボーナスに割り振られるばかり。マイケル・ムーアはこれを税金の横領、つまり "犯罪行為" として各銀行のCEOを市民逮捕しようとするが…

労働者たちよ、己の権利を声高に叫べ

「サブプライムとかリーマンとか聞くけど結局あれは何なの?」という人はぜひ観に行ってみるといいかもしれません。お金がらみの複雑な話ですが日本人の私にもすんなり理解できるくらいわかりやすくまとめられています。やはりドキュメンタリーでも退屈じゃないのはマイケル・ムーアの笑いのセンスによるところが大きい。節々に挿入される音楽やイメージ映像(劇場では「ジーザス」吹き替えネタで笑ってる人が多かったなぁ)も愉快だ。でも演出は演出、それに左右されすぎないように、ということも忘れちゃいけないけども。

ぜひ「東のエデン」を見ている人にはセットで観てもらいたい映画です。貧富の拡大というものはどこから来たのか、どこへ向かうのか。東のエデンではなぜ日本にミサイルを落とそうとしたのか。「富の再配分」は東のエデンとキャピタリズム双方に通じるキーワードでもある。

そして映画の最後には希望も提示される。世界のシティバンクの中の人も恐れる事実、それは国民一人ひとりが投票権を持っているということ。お金持ちだろうとなんだろうと票の重さは平等だ。持てる者がその義務を果たさないのならば、持たざる者はそれを要求するまで。労働者の声は無力じゃない、むしろ集まればこれほど強いものはない。そう誰もが "小さなミサイル" を打ち込むことができるのだ。

幼い私にクリエイティブを教えてくれたのはマリオだった。

2009.12.03 Game

我が家にはファミコンがなかった。

私が生まれる半年前にファミリーコンピューターが発売されたわけですが、我が家にあったのはセガのゲーム機。人生初の敗北…とは言い過ぎか。もちろんセガのゲームにも面白いゲームはあったけど、マリオはプレイできない。以前同様のことをブログに書いたら親から「いやあれはまだセガのゲーム機しか売ってなかったからそれを買っただけの話であって、別にセガの方が安いから買ったとかじゃない」と言われたわけですが調べてみるとファミコンの発売が1983年7月、セガのやつは1984年7月に発売…って完全にファミコンの方が先に発売してんじゃんかーっ!! …まあセガのゲーム機を買ったときにはまだマリオは発売されていなかったかもしれません(発売は1985年)から、正直どっちを買っても変わんないでしょ、という状況だったんでしょうね。むしろ我が家にゲーム機があったこと自体に感謝しないといけないかもしれない。

私がマリオと対面することになるのは、小学校1年生のとき。スーパーファミコンを買ってもらった私は遂に「スーパーマリオワールド」をプレイすることになる。当然小学生ともなれば既にマリオがどんなゲームかなんて百も承知。だけど面白くて面白くてしょうがなかった。私の操作でマリオは走り、ジャンプし、アイテムを取って強くなり、マントを翻しては自由に空を飛び回る…。今も私は運動が苦手でどうしようもないやつ(いまだにコンプレックスである)だけど、それでも画面の中のマリオはとても自由なんだ。このとき私は生まれて初めて「インタラクティブ」な楽しさに触れた。遊んでいてこんなに気持ちのいいことは初めてだった。テレビやマンガのように見ているだけじゃない、自分が「参加」することでもっと楽しい体験ができる。その日から私にとって究極の娯楽は「ゲーム」になった。

マリオが優れているのは何も操作だけじゃない。マリオは何よりデザインが優れている。ご存知のようにデザインには2つの意味がある。簡単に言えば「見た目」と「設計」だ。マリオが持っているのはその両方だ。まず、スーパーマリオワールドの世界はとにかくかわいい。男の子の私ですら感じるかわいさがあの世界にはある。カラフルな色づかいとポップなキャラクター。スーパーマリオワールドはあの緑色の恐竜「ヨッシー」が初めて登場したゲームで、敵も味方もどちらもキュートだ。そして意外と大切なのが背景。山や樹木、岩、そしてマリオではおなじみのブロックに土管。アートワークとしても美しい。山の表現とか最高だと思うもん。あらゆるものに顔がついていたりするのはマリオ独特の感性だろう。みんなニコニコしてるかわいい世界に浸ることが、とても心地よく感じられた。

当時ゲームをやらない時間はマリオの絵を描いていた(ゲームは1日1時間だからね!!)。別にひげオヤジばかりを描いていたわけじゃない。私が描いていたのはゲームのコースだった。ここにブロックを置いて、ここに敵が出てくる。ここは登れるようになっていて、ここにはパワーアップするアイテムがあって…。マリオの素晴らしさで絶対に忘れてはならないのは「設計」だと思う。地形にブロックや敵、アイテム。パーツだけを見ればさほど難しい要素はない。それが絶妙に組み合わされることで面白いコースが生まれる。しかし組み立てるだけじゃうまくいかない。ユーザーの判断や動きを想像し、綿密な計算の上に組み立てられることで単純なパーツの集まりが巨大な遊び場に昇華される、これが「設計」なんだ。かくして幼い自分の想像力は「きゅうきょくのコースづくり」に費やされることとなった。想像の世界はマリオのマップとは違って果てがない、どこまでも飛んでいける世界。

多くの人にとってLEGOブロックが初めてのクリエイティブを体験させてくれるおもちゃだとおもう。でも私はブロック遊びが苦手だった(せっかく買ってもらったのにね)。私にとってはマリオこそがLEGOブロックであり、ディック・ブルーナだった。ブラウン管の中の世界は自由で、創造性に満ちあふれている。そしてコントローラーを介せばその世界に触れることすらできる。私にとってのデザイン、インタラクティブの原点は間違いなくマリオだ。

今日発売される「New スーパーマリオブラザーズ Wii」は据え置き型ゲーム機用の2Dマリオとしては久々の新作だ。少なくともスーパーマリオワールドから19年が経過している。その間ゲームは大きく変わった。もうマリオより面白いゲームなんてごまんとある。今さら。今さら何が面白いのか、そう言う人がいる。私も楽しみにしている一方で、心のどこかで疑問を感じている節もある。でもマリオはやっぱり違うんだよ。人間の想像力はフォーマットで遮られるほどちゃちじゃない。私にクリエイティブの楽しさを教えてくれたゲームだ、子どもの頃の私には思いもよらなかったような世界を見せてくれるのだろう。

マイケル・ジャクソンのことを "King of Pop" というのならば、"King of Games" は任天堂であり、王の中の王、"King of Kings" はマリオしか考えられない。彼と同じ時代に生きるることができて、しかも一緒になって遊ぶことができる。これほど光栄なことはない。

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  • akirafukuoka
  • AKIRAFUKUOKA(福岡 陽)
  • FICC inc.所属。Flashコンテンツ開発担当、でもデザインや企画まで手がけることも。
  • WebデザインブックマークサイトAnotherBookmark、Web制作系求人情報サイトMOREWORKSの制作も担当。
  • また趣味的にクラブイベントRaw-Fi 主宰も。当ブログよりモノ系・文化系に特化したRaw-Fi Blogも更新中。
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