突然ですが私、ミラノでのANTEPERIMAファッションショーの映像担当になりました。
本当はやることがたくさんあるんですが、少し時間が空いたから、ということでたまにはさらっと気持ちを書きたいと思います。
突然ですが、私は後数時間後にはイタリアのミラノに飛び立ちます。ANTEPRIMAのファッションショーの映像担当になったため、ミラノ出張について行くことになったからであります(前回のショーの映像はこちら)。あまり詳しいことを書くと面白くなくなってしまうので程々でやめますが、ファッションショーのステージに投影する映像を作成し、それを生で再生するのが私の今回のお仕事です。本来ミラノ出張は弊社社長ともう一人アシスタント(今回も前回に引き続き鈴木さんが担当)で行うことになっているんですが、急遽私も同行することになった次第です。
いや、正直に言いますけどね、私もことあるごとにミラノ出張に行くのは嫌だ嫌だって言ってたんです(笑)。自分で言うのもなんですが機転は効かないし度胸もない、おまけに英語は喋れない、どう考えても足を引っ張るだけで何にもなりゃしないんじゃないかと。それ以上に厳しいのはファッションショー自体で、やり直しはない、一度きりの生のイベント。
生のイベントというと私の中では5年前のあるイベントのことを思い出します。今の会社に入る前のこと、私はあるライブイベントで撮影を担当していました。しかもその映像が作品になるという非常に大切なイベントだったのに…。撮影だけでなく編集の段階でも関係者の皆様に、ご迷惑をおかけしました。おかげで今の自分があると言っても過言ではなく、本当に感謝しています。その頃の自分といえば、映像を多く制作していて、映像関係の仕事に就きたいという気持ちもありました。でもその一件で映像の世界に行くのは無理だ、できないと諦めました。簡単に言うと、逃げてしまったわけです。
しかし何の因果か戻ってきてしまいました。生のイベント、そして映像。場所もやることもまったく違います(撮影と投影じゃえらい違いだしね)。これで過去の失敗が消えるわけではありませんが、あのとき目標に背を向けた自分に一矢報いたいという気持ちがあります。だから「(ミラノに)行くか」と聞かれて、少し悩みながらも「行きます」と答えました。
あれから5年。駄目なところは相変わらず駄目ですが、なんとか社会人足れるよう考えてきました。しかし、ただ仕事ができていればいいのか、というとそれは違うということにこの前改めて気づかされました。やるべき仕事を全うするのも大事ですが、その中でも何か自分の気持ちを乗っけることができないと辛いですよね。オーバーに言えば自分の願望を仕事の上で実現する、とも言いましょうか。おせっかいながら、最近は仕事することだけに気を取られて、そういった自分の気持ちが置いてきぼりになっている人が多いような気がします。し、もしかしたら私もその一人だったかもしれません。
ショーを成功に導く、それは当然として、では自分はそこにどんな気持ちを乗せるのだろう。期待を裏切った親への罪滅ぼしか。違う道へ進んだ友人へのメッセージか。仕事の中で成長させてくれた方々への感謝の気持ちか。それもとも5年前逃げ出した地点に戻って自身の後悔の念を晴らすのか。まだはっきりはわかりませんが、今回の出来事が自分の中で何かの契機になるのではないか、そんな気がしています。
さてそれでは、本番をお楽しみに。さーがんばろう、3にも4にもリハーサルが肝心。
あとUst的なものでショーの様子を生中継する予定です。詳細は後日。では!!