iPhoneでもPCでも使えるBluetoothヘッドフォン「DR-BT140Q」。ケーブルがないだけでこんなに便利。

イヤフォンにそもそもケーブルがなければ絡まない。断線しない。
中学生の頃からウォークマンやiPodを使ってきましたが、時代が変わっても常に悩まされきたことが一つ。それはイヤフォンの断線。使っているうちにいつのまにか音がブツブツいったり、聞こえなくなったり…。そもそもケーブルってなんであんだけ絡んじゃうんでしょうね。LANだって無線になったんだからこういうのだって無線になってもいいのにね、ということでBluetoothという無線規格が登場しました。
Bluetoothの詳しい説明は省きますが、このBluetoothを使えばキーボードやマウス、イヤフォンを無線化することができるのです。iPhoneも現在Bluetoothヘッドフォンに対応しているので、ずっとBluetoothヘッドフォンを買おうと思っていたんですが、まだまだ売られている機種が少ないのでいまいちピンとくる機種がない。それでも現在のケーブル地獄から開放されるなら…と思い切ってSONYの「DR-BT140Q」を購入。で、この3日間使ってみたんですが、いいんですこれが。
DR-BT140Qオーバービュー
SONY ワイヤレスステレオヘッドセット BT140Q ブラック DR-BT140Q/B
私が買ったDR-BT140QはSONYの耳掛け型ヘッドフォンを分解して、40cmほどの短いケーブルで結んだような見た目。ヘッドフォンとしての性能はまったく同じと思っていいでしょう。この類いのヘッドフォンは開放感がありますが同時に非常に音漏れしやすいので電車内では注意しましょうね。従来の耳掛けヘッドフォンにバッテリーやスイッチ類といったいろんな部品がついているわけですがそれでも予想以上に軽い。耳にかけてもそこまで重いとは感じません。大きさはこんな感じ。

深夜に撮影したのでひげはPhotoshopで薄くしてあります。で肝心のヘッドフォンですが、十分気にならないサイズです。これでiPodやiPhoneにケーブルをつなげなくていいんですから本当に楽。
ワイヤレスである以上充電池で動いているわけですが、ACアダプタから直接ケーブルをさして充電。公称12時間稼働ということですが使ってみたところ仕事中ずっと使っても問題ありませんでした。会社に行って帰ってくるくらいなら十分保ちます。
カラーリングは黒の他に白あり。個人的には白の方がかわいいなと思ったんですがAmazonに在庫がなくて黒に(現在は白も在庫アリ
)。
iPhoneで使ってみる(ときの注意点)
では実際にiPhoneで使ってみましょう。iPhoneの「設定」→「一般」→「Bluetooth」を選択、機能をオンに。そしてヘッドフォンの電源を入れ、ペアリングボタンを押します。そうするとiPhone側でヘッドフォンを認識します。この儀式をすませればあとはイヤフォンの電源を入れるだけで自動的につながってくれます。賢い。音楽を流すと…ケーブルがつながっていないのに音が聞こえてくるはずです。これぞ未来ですよ。Bluetoothを通すか、スピーカーで聞くかは音楽再生画面の「B」マークを押すことで選択できます。細かいところですがショートカットで出てくる再生メニューにも「B」マークは出てきます。

このヘッドフォンにはスイッチ類がいくつかついていて、ボリュームアップ・ダウン / 音楽再生・停止 / 早送り / 巻き戻し / 通話のコントロールができるようになっている…んですがここで皆さんに重要なお知らせをしなければなりません。iPhoneでは音楽再生・停止 / 早送り / 巻き戻しボタンの機能が使えません(10:45追記:私が触っていたときはiPhoneの調子が悪かったのか再生・停止ボタンが機能していませんでしたが、今やってみたら再生・停止だけは使えます。失礼しました!!)。これはiPhoneが音楽再生に関するBluetoothの規格に対応していないためで、他のケータイやスマートフォンは普通に対応してる機能なんですよ…ここはAppleに怒ってもいいんじゃないかな。ボリュームアップ・ダウン / 通話ボタンは使えるから余計に惜しい(ただし通話ボタンのクリック、ダブル/トリプルクリックによる再生/早送り/巻き戻し機能はやはりありませんので注意)。
通話ボタンがあると書きましたが、このヘッドフォンにはマイクが内蔵されているため通話も可能です。相手の声がよく聞こえるのはもちろん、話し相手曰くマイク感度も良好のようです。ハンズフリー通話は本当にらくちん。しかし通話が途切れるということはありませんでしたが、iPhoneの処理が重くなったときには音楽が途切れることもあります(これはPCで使う際も同様ですね)。
Macで使ってみる(ときの注意点)

iPhoneではそれなりに便利、ならMacなら…もっと便利に使えます。iPhoneでは使えなかった再生・停止 / 早送り / 巻き戻しボタンはすべて使えます。iTunesコントロールし放題です。ただ唯一注意したいのが接続方法。Bluetoothで接続する際に「ヘッドセットとして使用」するか「ヘッドフォンとして使用」するかを選択しなければなりません。ヘッドセットとして使用すればマイクもイヤフォンも同時に使えるんですが、この状態で音楽を聴くと音質が下がってしまいます。Bluetoothで送れる情報量は実はそんな多くないんですね。ですからSkypeやiChatを使わない限りは「ヘッドフォンとして使用」しましょう。iPhoneは自動的にそのモードを切り替えてくれている、ということなんですね。
なんだかんだ言って便利です。
ここまでずいぶんと欠点をあげつらってきたようですが、一つ言えることは「とにかく楽」。無駄なケーブルがないって言うのは本当に楽なんですよ。会社に行くのに肩掛けバッグを使ってるんですが、ケーブルがあると肩掛けひもに引っかかっちゃったり、けっこうぐちゃぐちゃになりがちなんですよね。無線になるとちょっとした未来感も味わえるし、これは確かに一度経験したら手放せなくなります。だからこそまだまだ良くできるはずの部分が目につきます。イヤフォン自体の高音質化、Bluetoothの帯域をさらに広くして音質向上・安定した接続を目指す、接続が更にスピーディーにできること、そしてiPhoneは音楽コントロール機能のサポート。…ま、これらの問題はいずれ解消されることでしょうから、今は未来を一足先に体験する気持ちでBluetoothヘッドフォンを買ってみるのもいいと思います。とりあえず私は「いいでしょー」って自慢してまわってる最中です。あーもっと早く買っておくべきだった…。
ちなみにDR-BT140Qが発売されたのはAmazon曰く「2007/10/15」…って意外と古いな。オーディオメーカー各社様(もちろんApple含む)、ガンガン新製品出してくださいね!!