Webデザインから生まれたCD「Woman」のブログパーツが生まれるまで
2008.12.02 Music素晴らしい音楽をどこにでも。「Woman」ブログパーツ
Woman - 岩村学(IWAMURA MANABU)×FICC | Webデザインから生まれたCD
昨日のエントリーの続き、ということで引き続き。昨日の話はWomanのCD自体の話がほとんど、で、基本的に私が関わっていない部分の話がほとんどでした。さも自分がCD自体に関わっているかのような雰囲気だったかもしれませんが、実際に私がWomanの企画に関わったのはブログパーツだけです。それでも皆さんが面白いと思っていただけるのは内側の部分でしょうから、ちょっとだけ私から見た「Woman」のお話をした、というのが前回まで。で今日は、戸塚さんデザイン、私Flash担当のブログパーツのお話です。
このWomanブログパーツには大きく2つの特徴があります。まずは前回お話しした「CDの内容ほぼ全曲完全試聴」。何といっても音楽ですから、聴かなければ曲の魅力はわからないですよね。たくさんの方に聴いていただくことが大切だから、このような思い切った方法をとってみました。
Web世界に送るヴィジュアルプレゼンテーション
そしてもう一つ大きな特徴はブログパーツ背景の「サウンドヴィジュアライザー」です。再生中の音に反応して光が飛び交ったり、閃光が発せられたり…こればかりは言葉でいうより実物のブログパーツを見てもらった方が早いですね。制作期間が短く、制御に苦戦を強いられましたが、なんとか形にすることができました。
CDのブログパーツ、というとジャケット写真を大きくどーん!!…みたいなビジュアルを想像するところです。例えば純粋な音楽ファンにアピールするとなると、ジャケットを覚えてもらうということもとても大切なことでしょう。もちろんそういった音楽ファンの方々にも使ってほしいのですが、このCDは「Webデザインから生まれたCD」でありますから、やはりWeb制作の現場にいる方や興味を持っている方に特に聴いて欲しい、そういった思いもありました。もちろんWebをよく知る人は普通のブログパーツでは満足してくれないのは明らかでしょう。そこでANTEPRIMAのWebサイトでも度々制作してきたサウンドのヴィジュアライザーを全面に押し出したいと思いました。

2007年秋冬以降のサイトでは毎回制作しているサウンドヴィジュアライザー。使われている面積は小さくても、毎回少しずつ趣向を変えて作ってきました。最初は輝く金色のバー。次はカラフルなドット、そして柔らかく広がる波紋。どれもサイトのイメージを反映したものですが、比較的光の重なりや閃光のイメージが強く、これを拡大して今回のブログパーツに持ってくることにしました。勘のいい方はある程度何に影響されたかがわかるかと思いますが、それに振り回されずこのブログパーツらしさをどこまで追求できるか。その点は最後までこだわりました。放出される光のパターンも複数作りましたし、特にダンスミュージックを表現するヴィジュアライザーということでビートを強く意識した調整を施しました。このヴィジュアルプレゼンテーションが、Webクリエイションに興味がある方の気持ちに少しでも引っかかってもらえたらうれしい限りです。
これからもっと、まだまだ。
制作の際は私がヴィジュアライザーのひな形を先に作り、それに合わせて戸塚さんにデザインをしてもらうという滅多にないフローで進行しました。かなり変わった作り方の上、たくさんわがままを言ってしまい申し訳なかったのですが、最終的には戸塚さんが洗練されたデザインを光の背景とドッキング。かなーりとんでもないブログパーツが完成しました。
既にとても多くの方のブログに貼っていただいて、さらにエントリーまで書いてくださる方がいて!! 一つ一つブログをご紹介しきれないのが残念ですが、ブログパーツの右下に「もっと見る」ボタンを押すと、ブログパーツが貼られたサイトの一部が見えるようになっています。
個人的にはブログパーツの輪のようなものが人づてに広がって、最終的にはいろんな方の耳にWomanの音楽が届くようになったらうれしいなと。現在進行形のプロジェクトなので、また動きがあったらこのブログでもお伝えしたいと思います。そのうちヴィジュアライザのパターンが増えたりする……かも?
ちなみにブログパーツ貼付けコードはこちらから取得ができます。