WWW.AKIRAFUKUOKA.COM BLOG

さよなら、ありがとう2008年

2008.12.31 Text

即興でランキングも作ったことだし、今年も当ブログの1年を振り返ります。では、張り切って、どうぞー!!

1月

ANTEPRIMA SS08シーズンサイト完成
FLO:Q「脳速検定」公開

2月

今更電脳コイルを見始める(もちろんまだこの頃はiPod touchで)

3月

WWW.AKIRAFUKUOKA.COM全体のサイトデザインを新しく。ベースは木目調に統一。
「まじわる等高線」完成。

4月

「ごはんとFlash」開催決定!!

5月

「ごはんとFlash」終了。お疲れさまでしたー!!

6月

夢にまで見たiPhone日本発売決定。

7月

ANTEPRIMA FW08公開。
忘れもしない7月11日。iPhone発売。並んで買いました。
HITSPAPER™のカバーイメージを作成。真面目にグラフィック作るの久しぶりでした。

8月

脳速検定の続編「僕の私の脳速検定」公開。
コビー2年ぶりの新コンテンツ「コビーおじさんのABC工場」公開。

9月

AnotherBookmarkが2年半前の公開以来初めてのリニューアル。

10月

MacBookフルリニューアル。

11月

第三のDSことNintendoDSi購入。

12月

ANTEPRIMAのショーで使われた楽曲が一枚のCDに。「Woman」発売。
月刊誌web creatorでWWWサイトギャラリーの連載スタート。
ABMブックマークオブザイヤー2008投票スタート。1月7日までまだまだ投票受付中!!


今年は何にもやってなかったような心持ちだったんですが、こうして見ると意外といろいろやってたんですね。大きかったのはABMリニューアルでしょうか。ABMに関してはまだまだ、全然やらなきゃいけないことが残っているんですが、それでもいろんな方からお褒めの言葉を頂けて嬉しかったです。
あとはずっと作り続けていたANTEPRIMAのサイトからCDが生まれた、と言うことで「Woman」の発売は大きかったです。Webの枠を離れて素晴らしい作品を提供することができたことに面白さを感じていただけたかと思います。

個人という視点で見ると今年は、お会いする方に「ブログを読んでますよ!!」と声をかけていただけることが多くなりました。雑誌の連載もスタートし、いろんな方に自分の書いた文章が読まれることとなりました。嬉しいこと半分、責任を持って書かなければという気持ちも強くなりました。面白い文章で、面白い観点を伝えられるように来年をがんばりたいと思います。

もうちょっと書きたいこともあるけどそれはまた来年のエントリーで。もうすぐ今年も終わり。皆さんよいお年を!!

そろそろ今年一番を決めようじゃないか。いろいろと。

2008.12.30 Text

こんな具合にABMも今年一番を決めてる最中ですが、TechCrunchもこんなランキングを発表していることだし、私も同じ形式でいろんなジャンルを振り返ります。もちろん選考基準は独断と偏見で。異論は認めるも何も。

今年のベスト映画「ダークナイト」

今年のベスト映画「ダークナイト」

"Why so serious?"、ということで今年は(も)あんまり映画観れてませんが一番はダークナイト。バットマンやジョーカーは正義や悪の象徴でしかなく、実際にそれを体現するのは民衆である、というのは911以降のヒーロー映画として正しい姿なのだろう。アウトローでも法や倫理に縛られたバットマンは狂人ジョーカーには敵わない。法に縛らないジョーカーを裁く術もなく、暴力で解決しようとすれば相手の思うつぼ。バットマンは自ら「狂人」に近づくことでジョーカーに勝とうとするが、結局「本物」に勝つことはできない。しかし負けることができないバットマンの最後下す選択とは…。ジョーカーが素晴らしい。映画にちりばめられた伏線、アイコンの使い方、メッセージの隠し方、そしてメッセージの読ませ方、どれも素晴らしい。言うなれば「ゼルダの伝説」のような絶妙なバランスで完成された映画でした。

今年のベスト映画タイトル映像「アイアンマン」

今年のベスト映画タイトル映像「アイアンマン」

セレブ社長、美人秘書、パワードスーツ、謎のエネルギー源…男の子が愛するすべての要素を兼ね備えたアイアンマン、大好きな映画ですがタイトル映像も素敵でした。あえて今、攻殻機動隊的なエッセンスを入れつつ、アイアンマンを「バラし」ていく。RGBでシンプルにまとめつつ、繋ぎとエフェクトで魅せる魅せる。さすがPROLOGUE FILMです。

今年のベストアニメ映画「崖の上のポニョ」

WWW.AKIRAFUKUOKA.COM BLOG | ぽーにょぽーにょぽにょ見てきたよー「崖の上のポニョ」

WALL-Eをまだ観れてないからやはりポニョ。よくわからなかった、ついていけなかった、という人にはまず子どもの時の気持ちに戻って観て。躍動感溢れる映像にただただ心を踊らせて観ることができるんじゃないかと。WALL-Eがテーマをわかりやすく饒舌に述べていく映画だとすれば、ポニョは「わかりにくくする」ことを最大限に利用した作品なのでしょうね。WALL-E観てないのに断言しちゃってるけど。

今年のベストテレビアニメ「電脳コイル」

WWW.AKIRAFUKUOKA.COM BLOG | 仮想世界を現実にする「AR」とは?〜電脳コイルのススメ。
WWW.AKIRAFUKUOKA.COM BLOG | 電脳コイルのススメ——小学生のうちに感じておきたいこと

ただでさえテレビ観てないのに、アニメならなおさら…なのに選びます。つか2007年の作品なんですけどね。作品としても面白いし、電脳メガネっていう発想は究極のモバイルだから。iPhoneの限界点を拡張していくと電脳メガネに行き着くと思う。情報技術に携わる人間ならばまず観ておくべし。とりあえず、「痛みを感じる方向に、出口はある!!」

今年のベストミュージシャン「Justice」

Justice「A Cross the Universe」

サマーソニック2008、そして岩盤ナイト2008と連続してライブを観る機会がありました。自分の今年のベストPVは「DVNO」ですし、自分の中では今年はJusticeイヤー。先日発売されたA Cross the Universeを聞いて年末を乗り切りましたからいろんな意味でも思い出深いですね。

今年のベストWiiゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズX」

今年のベストWiiゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズX」

今年は忙しくて大してゲームできてないのに、選びます。「428」がプレイできてたらこっち選んだかもしれないけどね。ブーム ブロックスとかもやりたいんだけど。据え置きゲームプレイ時間の確保は来年の課題ですね。

今年のベストDSゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」

今年のベストDSゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」

難しいよねぇ選ぶのは本当に…思い出に流されてる、と言われてしまうかもしれませんが、やっぱり面白かった。最初にこのゲームを遊んだのは確か小3とかのころだと思いますが、その頃遊んだときに抱いた気持ちと、今遊んで抱く気持ちが全然違うのね。やっぱりこのゲーム最大の山場はタイトルの通り、花嫁を決めるシーンだと思いますが、今回はむっちゃ悩んだ。昔はビアンカ一択だったんですよ。でも今考えると情で結婚してしまって果たしていいのかと…ってなんでゲームでこんなに悩まなきゃいけないんだw 本当にいろんなことを考えてさせてくれる堀井さんのプロットは素晴らしい。FFと違って時代が変わっても陳腐にならないのがいいですね(でもFFも好きなんだぜ!!)。クロノトリガーもリメイクされましたし今年は改めて堀井雄二という人を再認識する年になりました。…あ、ちなみに私デボラ選びました。エンディングもちょーっと違うので注目すべし。

今年のベスト動物「アルカパ」

今年のベスト動物「アルカパ」

ミラバケッソなクラレちゃんでおなじみ、地上に生まれた奇跡アルパカ。かわいい。もふもふだし。毛だらけでもよし、刈られてもよし。ちょっとブサイク、足も短くてアンバランス。妙に長いしっぽ…だがそれがいい。いつか本物のアルパカと遊びたい。

今年のベスト流行語「金髪豚野郎」

今年のベスト流行語「金髪豚野郎」

この字面がぱっと出てくるのはやっぱり家系なのかなと。

今年のベストオブベスト「iPhone 3G」

今年のベストオブベスト「iPhone 3G」

誰が何をなんと言おうと、私にとってはこれが一番。今年一番のイベントであり、最高の体験であり、新たなモバイル世界の始まりであり。Androidも含め今年は携帯電話が自由を得た記念すべき年になるでしょう。キャリアに縛られるのももうおしまい、1年に4回しかアップデートされない携帯(しかも買い直さなきゃ新しくならない!!)よりも、常に新しくなる携帯の方がいいよね。2009年は閉じられたモバイルから開かれたモバイルへ移行する。

でも一番iPhoneを使っててよかったなと思う瞬間は、音楽聞いてるときに人から電話がかかってくる。音楽が自動的にフェードアウトする。電話をとちょっと話して電話を切る。そうしたら自動的に音楽が始まる。この一連の流れの自然さは本当に恍惚としてしまう。この丁寧さは他の携帯じゃ考えられない。DoCoMoが携帯コンシェルジュなんてサービスを始めるみたいだけど、iPhone自体がコンシェルジュなんだ。来年はスマートフォンが本格的に浸透し始める年になる。でもこの心地よさこそiPhoneの強み。まだまだiPhoneの時代は続きそう。

おまけ:今年のベスト年末テレビ番組「鶴瓶カレンダー2009 | 授乳だ!逮捕だ!爆発だ!紅白出られないなら…やってまえスペシャル」

おまけ:今年のベスト年末テレビ番組「鶴瓶カレンダー2009 | 授乳だ!逮捕だ!爆発だ!紅白出られないなら…やってまえスペシャル」

この放映日は会社の最後の出勤日だったんですが、何かテレビが読んでいるような気がして早く帰りました。内容は…本当に下らなくて最低で最高。こういう番組が見れたのは何年ぶりか。Web上ではゴールデンでは想定外のエロが話題になってますが、それ以外もすべて最低です本当にありがとうございました。サイトもテレビ番組のものにしてはちょっと凝ってるかな。

あなたの投票で今年一番のサイトが決まります!! ABM Bookmark of the Year 2008

2008.12.24 Web

あなたの投票で今年一番のサイトが決まります!! ABM Bookmark of the Year 2008

M-1でNON STYLEが優勝して「ああ今年も決めること決めて終わっちゃうなあ…」なんて思いに浸っている皆様。そして「NON STYLEじゃなくて×××××だろうが常識的に考えてッ!!」とお怒りの皆様。…まだ残ってるんじゃないですか。まだ決めることが残ってるんじゃないですか!! ねえ!! と、いうことで今年もやりますABM Bookmark of the Year 2008。AnotherBookmarkの今年のブックマーク投稿の中から、「今年を象徴するサイト」を決定します!!

BOOKMARK OF THE YEAR 2008 | ブックマーク・オブ・ザ・イヤー2008 - AnotherBookmark

投票期間は来年1月7日まで。今年もまた年末の忙しい時期だったので特設サイトのデザインが去年のまんまですが許してください。ちなみに去年の大賞はUNIQLOCK。今年も素敵な12サイトをFICCで選びました。本当に素晴らしいサイトがたくさんあったんですが、なんとか12個に厳選しました。ぜひ自分が「これは!!」と思うサイト1つに投票してください。ABMは海外のサイトの投稿がけっこう多いんですが今年は日本勢がかなり強いな、という印象です。全体を通してみると去年以上にテクニカルな部分がクローズアップされることが多かったのではないでしょうか。技術先攻型のビジュアルプレゼンテーション、いかにWebらしい表現でイメージを伝えるか。ここが今年の鍵だったのではないでしょうか。

あとページの下の方に変なのが2つ混ざってますが「FICC特別枠」ということでご理解いただければと思います。これでAnotherBookmark自体が今年の大賞になったらたけしの東スポ映画大賞みたいになっちゃうんでどうか皆さん空気を読んでください。現在の投票状況を見ている限りでは心配する必要はなさそうですがw

しかし来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、来年は部門をいくつかわけてもいいかなあという気がしてます。WiiのワリオランドシェイクのYouTubeを使ったプロモーションのようなページを評価する軸を作ってもいいんじゃないでしょうか。とにかく「来年はもっと早く準備する」、これに尽きますね。

さて今年はどんなドラマが生まれるか、どのサイトが大賞を獲るか、ぜひ投票してお待ちください。

ちなみに私はShanghai World Financial Centerが獲るんじゃないかと予想してるんですが…でも私M-1ではオードリーに一票入れた人間なのでご注意を。

自分から価値を下げてはいけない。だから価値を作る、価値を知ってもらう。

2008.12.19 Text

AppleがNetBookを作ったらこんな形に…つかまず作るとは思えないんですが
(ちょっと最近妄言が多いですが気にしないでください。典型的な現実逃避と呼ばれる行動の一部です)

Appleも低価格競争路線を進…んじゃだめ!!

来年1月のMacWorldExpoで一体何が発表されるのか…気が早い人たちは早速発表内容を予測しているようです。よく見かけるのがiPhoneの機能を限定した「iPhone nano」や今流行のNetBookのMac版を発表するのでは、という予想。「Apple信者」なんて揶揄されるような私ですから、もちろんそんな新しいデバイスがAppleから発表されるなら喜んで飛びつくでしょう。が、私はそういった発表はおそらくないと考えています。ズブの素人の予測ではありますが、Appleがそのようなアイテムを発表することに利益があるとは考えられないのです。

とりあえずわかりやすいMac版NetBookの場合を考えましょう。最近ではAsusなどの海外メーカーがこぞって超小型で超低価格(4〜7万円くらいかな)のノートパソコン、通称NetBookをこぞって発売しています。国内・国外のメーカーが現在熾烈な争いを繰り広げており、なんと今年のヒット商品番付の西の大関に選ばれるほどの加熱ぶりです(横綱不在によりなんとトップ!!)。いやはや不況の昨今、NetBookが売れる状況は続きそうです。その「売れる」NetBook。ならばAppleが作ればさらにいいものができて、ヒット商品になること間違い無し!! Appleが作らないでどうする!! と思うのも当然です。が、「売れた」からといって本当にAppleの利益になるのでしょうか。

「Mac」じゃないノートパソコンをAppleは売らない

まず、価格が安すぎます。薄利多売、とはよくいいますが、考えてみればなかなかリスキーな手法です。たくさん売れてくれればいいけど、売れなかったら在庫の山。下手すれば場所だけとって倉庫代がかかるばかりです。それに1個売るよりも10個売るのに使うエネルギーのほうが大きいに決まってます。手間だけかかって利益はようやくとんとん(かそれ以下か…)。たまっていくのは疲ればかり。これじゃあなんだか苦しそうです。

そして、NetBookはまだまだ性能が低い。Appleが売っているパソコンは、ノート型であれ、デスクトップ型であれ、すべて共通の体験が得られます。かわいくて使いやすいOS、便利なメールにインターネット、音楽を楽しむ、写真を整理し加工、音楽を作れれば、YouTubeにアップするために動画を編集することも。Appleのパソコンはどれを買ってもこれらのことがスムーズにできます。「一番安いのを買ったから、映像編集はできないなあ…」なんてことは絶対ありません。どのパソコンを買っても最高の体験ができる、それがAppleがパソコンを通して提供している価値です。しかしNetBookではどうでしょう。お世辞にも強力とはいえないプロセッサーでは写真や映像編集でストレスがたまることも多そうです。音楽や映像のデーターを入れるにも小さな記憶容量では満足できないでしょう。つまりNetBookではAppleが提供する共通の価値を体験できない可能性が高い。それはすなわち「Mac」ではない、ということです。MacでないパソコンをAppleが売ることはできませんよね…?

価値があれば、価値を理解してもらえればものは売れる

つまりAppleがNetBookを売るということはオーバーにいうと、「価値のないものを、安価で大量に売る」行為になってしまいます。世界恐慌の中わざわざ価格を上げてまでモノとしてのクオリティの高いノートパソコンを売っているAppleがそんなことをするとは私は思えません。

値下げがすべてを解決する手段ではないでしょう。でも買ってもらわないと困る。値段を下げれないなら、価値を高めればいいのです。そしてその価値をみんなが理解してくれたら、今までと値段は同じでも、その商品はきっと売れます。今の時代、「安かろう悪かろう」を身をもって体験している人も多いでしょうからなおさらです。Appleは新しいMacBookを作り込み、今必要とされている機能と環境性能をすべて盛り込みました。その上で、「お前は無印良品か!!」と言いたくなるくらい徹底的に商品のいいところを説明しました。その結果はクリスマス商戦に見事反映されているようです。微妙に切り口は違いますが価値を作り出すという意味で、マクドナルドのクォーターパウンダーやユニクロのヒートテックにも近いアプローチを感じます。2つとも景気の悪い今年後半に注目を集めた事例ですね。

経済やら株やら為替やら、とんと疎い私が言っても説得力が薄いですよねw。でもどんな業界であれ「価値をつくる」ことと「価値を理解してもらう」ことが、今こそ大切なんじゃないかと思います。厳しい勝負に勝とうとするより、新しい分野で商売した方が気楽でいい。また、既に価値のある商品を持っているならそれをみんなに知ってもらえばいい。お米の袋に"萌え絵"をプリントしたっていいじゃあないですか。きっかけは何であれおいしいお米だということを認識してもらえることが大切です。"萌え"に留まらずJAの方もまだまだできることはたくさんあるはず。

「じゃあAppleはNetBookを作らないのか」というと…?

AppleはNetBookは作らない(と思う)。でもNetBookに近いものは作る可能性があるんじゃないでしょうか。今までのNetBookにはない価値を持った新しいカテゴリーの商品。競合製品が少なく、自分から値下げする必要のない商品。それがどんなものなのか、まさにAppleのみぞ知る領域。

…ここまで書いて予想大外ししたら笑ってください。ちなみに今日の話はかなーり「ブルーオーシャン」なお話でした。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

なぜ産経新聞iPhoneアプリは「完全無料」で使えるのか。

2008.12.13 Gadget

新聞がiPhoneで読める。しかもタダで。

新聞がiPhoneで読める。しかもタダで。

遂にこの時が来たか。各方面でも伝えられている通り産經新聞が自社の朝刊を無料配信するiPhoneアプリを公開。iPhoneへ向けて実際の新聞を配信するというのは全世界でも前例のない快挙、しかもアプリ自体も「無料」という思い切った戦略です。

産経新聞(iPhone版)

アプリをダウンロードして立ち上げると自動的にその日の朝刊が読み込まれる方式(過去のアーカイブは保存されません)。なるほど紹介サイトでも言っている通り「配達」とは言い得て妙。しかし本来ならば毎月3000円近く取られるであろうところを、配信料も無料、さらにアプリの料金も無料にしてしまう理由は何なのか?つかそんなことして会社的に得があるんでしょうか。その裏側を妄想していきます。

新聞を極めて "新聞的" に読める

iPhoneアプリ「産経新聞」

まず実際のアプリの使い勝手ですが、非常に良好。仕組み的には新聞をスキャンした画像データが大きさ別で3種類読み込まれ、それをGoogleマップ風のしくみで表示します。最初はiPhone用にレイアウトを最適化したデータを作って配信した方が見やすくでいいだろうとも思ったんですが、実際に使ってみると意外と困らないもので。新聞って大抵気になったところだけをさっと読んで次のページへ、と読んでいく人がほとんどでしょうから、「気になったところをタップして拡大」→「読み終わったら次のページへのボタンを押す」というフローで新聞とまったく同じ読み方になるわけですね。特に、スムーズな拡大縮小、スライドはiPhoneが得意中の得意としているところですから、新聞とiPhoneは相性がいいのでしょう。

産經新聞のラテ欄をそのまま表示

個人的に一番気に入ったのが「ラジオ・テレビ欄」(通称ラテ欄)。既にテレビ番組表を表示するiPhoneアプリも登場していましたが、やっぱりラテ欄じゃないとダメなんですよ。実は自分でラテ欄表示iPhoneアプリを作ろうかと思っていたくらい。チャンネルと時間の掛け合わせで見ていかないと、好きな番組がいつどのチャンネルで放送されるかがすぐに把握できない。今までデジタル番組表で出来がいいのはWiiのテレビの友チャンネルだと思いますが、それでもラテ欄の見やすさには届いていない気がしました。で、今回の産經新聞アプリではまさにそのままのラテ欄を見ることができます。私はやっぱりこれが一番。番組表は情報量が多ければいいってもんじゃないんです。今のところこのアプリは最強の「テレビ番組表アプリ」でもありますね。

なぜ産經新聞は実際の新聞を「無料」で提供するのか

しかし売り物になっている新聞を本当にタダで配っちゃっていいんでしょうか。最近新聞の発行部数が落ちているとよく聞きます。部数が落ちれば当然収益が減る。タダで配ったら尚のこと…と思い実際のデータを調べてみると意外なことが。

朝毎読「部数激減」の非常事態:FACTA online

他社が軒並み部数を減らしている中、日経と産經は確実に部数を伸ばしているんですね。新聞自体を売ることに困っているわけじゃないようです。タダで配る余裕がある、ということなんでしょうか。しかし新聞の主な収益源は他にもあります。広告です。

MRS 広告出稿動向 [新聞広告統計]

新聞業界全体のデータなので産經に絞ったものではありませんが、確実に出稿が減っているのは事実のようです。新聞に広告を載せる価値、というものが広告出稿者の中で揺らぎつつあるでしょう。とくれば新聞広告の価値を上げなければいけませんよね。価値を上げる、つまり多くの人が興味を持って見てくれる状態にする、ということです。あくまで妄想ですが、この産經新聞アプリは「新聞広告の価値向上」を狙ったアプリ、ということではないでしょうか。

産經新聞はすでにMSNと提携してネット上でニュースを配信しています。iPhoneアプリを作るならこのデータを持ってくるのが一番正攻法のはずです(MSNなのは置いといて)。あえて実際の新聞のスキャンデーターを使ったのは、編集不要で配信コストが小さいこともあるでしょうが、一番の理由は新聞上の広告をiPhone上に再び表示できるからでしょう。さらにこのアプリの操作方法なら、スライドしているうちに何気なく広告に目がいくことも多々あるわけです。

つまり単純に新聞広告の露出を増やす方法、と考えれば今回のアプリ・配信が無料なのも納得がいきます。さらに「一日一回だけ配信」「過去の新聞は保存されない」「iPhoneから他のメディアへの転送不可」という要素も無料配信が可能になった理由の一つでしょう。

新聞というフォーマットの存続、そしてネット時代の課題

確かにこれで広告の露出は増えるでしょう。でも新聞の読者層とiPhoneのユーザー層が同じとは想像しづらい。層が変われば広告効果も大きく変わるだけにこれは重大な問題です。しかし紙で新聞を読む人と、iPhoneで新聞を読む人がまったく乖離した存在だとは思いません。「新聞の表示フォーマット」が理解できる世代が限定されつつあるからです。

このままいくと我々が知っている紙面上での新聞、あの特殊な表示フォーマットは消滅します。私より下の若い世代のほとんどは情報の入手を携帯・PCで済まし、わざわざ月3000円を払って新聞を購読しようという人はいないでしょう。縦書き、段組み、入り組んだレイアウトといったものは排され、すべて電子機器で表示しやすい横書き、ページ別、といった方法に置き換わる。

私の世代はおそらく紙とデジタルの中間に位置するのだと思います。新聞は理解できる、ただデジタルに既に移行しまった。先ほど書いた通りいまさら3000円を払う気にはならない。今更お金を払ってくれない人たちなら無料で配ってもいいじゃないか、読んでもらえるだけよっぽどいい、という気持ちが産經新聞にはあるかもしれません。そして新聞のあのフォーマットを支持してもらえる最後の世代だとも思っているでしょう。少しずつ死に向かうフォーマットを、存続させることのできる鍵を握っている世代。そして彼らの一部が支持するデバイスiPhone。それがデジタル版の新聞を表現するに恰好のデバイスだったと。

いや、これはさすがに今回は妄想が過ぎたかもしれません。ただ新聞が変わらなければならない時期ではあるのです。ちょうど今日の産經新聞の一面に大きく載った写真は今年を表す一字「変」。

今年を表す一字「変」

この恒例行事もいい加減もうよくね?と思いつつ、さらになんともしっくりいかない一字が選ばれてしまい妙な気持ちでしたが、なるほど、こうやって新聞の一面に載るとなかなか説得力があるように感じます。

【感謝】「Woman」をブログに載せてくださった皆様、ありがとうございます!!【感激】

2008.12.10 Web

あまりにもうれしすぎてまだちょっと錯乱状態が続いていますakirafukuokaです。若干テンション上がり過ぎで気持ち悪くなってますけど今回もWomanの話を。

最近ではToyCameraが絶好調発売中のfladdictさんのブログになんと、Womanのエントリーが掲載されました!!

fladdict» ブログアーカイブ » FICCがCD Womanをリリース

「全10曲フルトラック視聴できるブログパーツって、商売的にどうなのよ?」って本当ですよねw 繰り返しになってしまいますが、まず聴いていただきたい、そして驚いてもらいたい、その部分に尽きると思います。音楽に対する今までにない新しいアプローチがあるということ、そして何より素晴らしい音楽があるということを知っていただくための、非常に愚直な方法が今回のブログパーツであります。fladdictさんも以前からおっしゃっていましたが、制作側からのコンテンツ発信というのはこれから増えていくものだと思います。純粋な制作だけじゃないモデルの形成は、会社や業界にとってとても重要ですし、何より楽しいですよね。

そして、ABMリニューアルのときも制作者よりも詳細なレビューを書いてくださったonopkoさんのBLOG × WORLD ENDINGでもWomanが紹介されております。

Woman - Iwamura Manabu × FICC | ネットをめぐる冒険 | BLOG × WORLD ENDING

またまた制作者以上に丁寧なレビューを本当にありがとうございます。このWomanのCD自体の制作は私はまったく関わっていないんですが、読んでいてちょっと泣いてしまいました。幸せ者です。

BLOG × WORLD ENDING

…とCDの話もいいんですが、数日前からBLOG × WORLD ENDING自体が超絶アップデートされております。これがまた半端ないのです。CDのエントリーとは違う意味で泣きました。もはやこれはブログではない、と言って過言ではないクオリティ。ただただ見とれてしまいますね。


そして我らがFICCとつかさん本人が遂にCD制作の舞台裏をエントリーに。

IWAMURA MANABU - Woman ~ Ep.1:ジャケット制作奔走記 | 吉兆日記 - KICCHO.AUSP.NET
IWAMURA MANABU - Woman ~ Ep.2:サイト制作奔走記 | 吉兆日記 - KICCHO.AUSP.NET

CDの顔であるジャケット写真の撮影から、Womanサイトが完成するまでを綴っています。Web制作に携わる方でも、ジャケット制作のための写真撮影をディレクションする、という体験はなかなかないのではないでしょうか。ここまでやる、というのがFICCらしいことなのかもしれませんね。


こちらで集計しているブログパーツを貼付けてくださっている方のリストも、ちょっとの時間じゃもう見きれないくらいまでになってしまいした。一人一人の方のエントリーを見ていると(自分がCD作ったんじゃないのに)とても感慨深い気持ちにさせられます。現在各方面のクリエーターの方々からもコメントをいただいていまして、本体サイトのコメントコーナーもさらに充実していくと思います(コメントをくださった皆さん本当にありがとうございます!!)。

最近クリスマス終了のお知らせが何かと公示されていますが、それこそWoman、クリスマスプレゼントにいいかもしれませんね。いつものクリスマスソングからちょっと趣向を変えて、という。

iPhone/iPod touch向けゲームが大手メーカーから続々発進

2008.12.07 Gadget

iPhone/iPod touch用METAL GEAR AS!D開発中!!

前々から気になっていた小島プロダクションのティザー広告の正体が判明。折しもMGSに関連したエントリーを書いたばっかりだというのに…!!

デジバイト:業界人に新作MGSについて聞いてきました! - livedoor Blog(ブログ)

要するに「i」はiPhone、「!」はAS!D、ということで。組み合わさって電源マークになっちゃってるからてっきり360にMGS4を移植するのかと思ってたよ。しかし名称がMGStouch。AS!Dとはまた違う?MGS史実に絡んでくる?そこらへんも見所なのでは。続報を待ちましょう。

クリスタル・ディフェンダーズ

スクウェアエニックスもクリスタル・ディフェンダーズというまんまDesktop Tower Defense的なものにFF的味付けを加えたソフトを発売予定。まんま、とはいえFF全盛期スクウェア世代としては気になってしまうサガ。出たら買っちゃうだろうなー。

これでiPhoneゲーム業界に参入した大手ソフトメーカーは、EA、ハドソン、セガ、バンダイナムコ、スクウェアエニックス、そしてコナミ…どのメーカーさんも片手間での参入かもしれませんが、それにしても豪華なラインナップ。iPod touchをゲーム端末としてプッシュしているAppleですが、これだけ揃うとなかなかバカにできない勢力になりそうです。

やはりゲームは新しいジャンルのデバイスをアピールしやすくていいでしょうね。iPhoneは特にオーガナイザーとしての利用が主になるでしょうが、iPod touchは回線が常に使えないが故にエンターテイメントに特化していくのは自然と流れでしょう。

しかしこの何ヶ月でまたiPhoneアプリのクオリティーがまた底上げされた印象があります。開発者の皆さんがこなれてきたということでしょうか。最近のお気に入りはゲームじゃないけど「大辞林」

大辞林 iPhoneアプリ版

大辞林(iTunesへジャンプ)

辞書としての実用性はもちろん、季語や文学作品名をマトリクス配置で見ることができたり、検索結果からさらに調べたい語句をなぞるだけでさらに調べていくことができるなどiPhoneらしさも。特にヒラギノ明朝の美しさはさすがに他の携帯機ではまねできないOS Xならでは。アニメーションなど細かいところにも気が利いていて、見せ方、機能共に今年のiPhoneアプリを代表する存在になるのでは。個人的にはインデックス表示時のスクロール方向を一方向だけにする設定が欲しいんですが…もしかしたらiPhone SDKにはスクロール量の限界があるための措置だったりするのかな?それでもこれだけで時間がつぶせてしまうような良アプリですね。

個人認証の覇権をめぐって - Google, Facebook, MySpaceは「G.W.」を目指すか

2008.12.07 Web

個人情報が変える世界 - Google, Facebook, MySpaceは「G.W.」を目指すか

ずっと部屋でコード書いてばっかりもよくないから結局ブログ書いちゃうね。今日の話はMETAL GEAR SOLID2の超ネタばらしが含まれてるのでばらされたくない人は読まないように。

「小さな干渉」を繰り返せば人を操ることができるのではないか

METAL GEAR SOLID2には「G.W.」と呼ばれる超ウルトラスーパーコンピュータが登場する。G.W.はアメリカを影で牛耳る謎の組織「愛国者達」が作った代物で、このコンピュータを使って彼らはアメリカを真の支配下に置こうとした。G.W.とは簡単にいえば「全世界の人を思い通りに、自由自在に操作することができる機械」である。人を思い通りに動かす手段、と言われたら何を思い浮かべるだろうか。催眠術に、マインドコントロール、はたまた超能力か…。どれも馬鹿げていて現実的ではない。もっと確実に人を操る方法がある。

例えば、あなたと私が見知らぬ者同士同じ机で勉強していたとする。私が何かの弾みで消しゴムを落としてしまう。消しゴムはあなたの足下へ転がっていった。私はあなたに「ごめん、消しゴムとってもらえますか?」と言う。そしてあなたは足下の消しゴムを拾って私に手渡ししてくれるだろう。

はい、これで私はあなたを思い通りに操って「消しゴムを拾わせて私に手渡してもらう」という行為をさせました。

…って、これだけ書いたらばかにされたような気持ちになるでしょうね。たかが消しゴムかよ!!と。でもこんな小さなことでも繰り返せば大きな目的を達成できる。ある人物に「焼き肉20%OFF」のチケットを渡す。せっかくだからといろんな友達を誘う。中には顔も知らない男女が二人。焼き肉屋で二人が好きな音楽をかける。音楽の話で盛り上がり、それを機に二人は恋人になる…そういった「小さな干渉」をうまく繰り返せば二人は結婚し、子どもが生まれ…割引券からスタートしてなんと新たな命が生まれた。こんな風に人を操作することが可能なのではないか。それがG.W.の考え方である。G.W.はどういう干渉の方法ならその人を動かすことができるかを計算し、その人を思い通りに動かす。G.W.から「小さな干渉」を受けた人間がさらに他の人へ「小さな干渉」をし…最終的に全人類はG.W.の想定した結果に収まるように「動かされ」てしまう。

ゲーム中では主人公が、どう考えても勝ち目のない、化け物としか思えない超戦士と戦わせられる。しかしG.W.の「操作」によって主人公は結果的に操られ、経験を積み、強くなり、勝利を収める。本人は自分の意志で動いているように感じているが実際に促したのはG.W.だ。G.W.は不可能とされることを見事に実現させ、その信頼性を証明するのである。あとはその適応範囲をアメリカ全土に広げればいい。


G.W.自身が煙に撒こうとする台詞が多いため気がつきにくいが、2:04から2:36までの間核心に触れる台詞が出てくる。


操作できる確率を上げる鍵は「個人情報」にあり

しかしそんなうまくいくのか?と言われれば普通に考えて極めて難しいことだろう。だが確実にその確率を上げることはできる。キーは個人情報だ。先ほどの男女の場合、好みの音楽はもちろん、二人の性格、言葉遣い、癖、考え方、趣味、さらには交友関係、服のセンス、好きな芸能人…そういった情報が多ければ多いほどG.W.は二人をうまく操作することができるだろう。

G.W.はネットを通して個人の情報を常に回収している。官公庁や巨大企業の情報も収集してるであろうし、ターゲット自ら情報を送信するよう仕向けることだってできる。そうしてG.W.はさらに「操作」の精度を高めてゆく。これこそ究極の支配。誰も何も悪いことはしていない。干渉した人も、された人も、自分がまさか一つのコンピュータに操作されているとは思わない。G.W.にかかれば疑う余地すら作らせないだろう。

ネット上で個人認証の覇権を握るのは誰か

もちろんG.W.はフィクションの産物である。人を完全に操る、ということは不可能に近い。人の心を完全に解き明かすことは難しいだろう。ただ人を誘導することは不可能ではない。そこで個人情報だ。アメリカではGoogleもFacebookもMySpaceも、個人情報の取得、そして囲い込みに躍起になっている。ちょうどIDEA*IDEAさんのところで「AmazonでFacebook Connectが使われたらどうなるか?」という話が紹介されている。

「AmazonでFacebook Connectが使われたらどうなるか?」のモックアップ画面がすごい件 | IDEA*IDEA

AmazonがFrendListをチェックして、「こいつ影響力あるな…ゴクリ」と思ったら、「ちょっとこの新商品、試しに使ってみない?」と声をかける。友達が買ったものや評価した商品を表示したり、Facebookアカウントから読み取れる嗜好を反映した商品リストを表示したり。AmazonはFacebookが持つ個人情報を使い商品を買ってもらう確率を上げる。今まで以上にさらに効果の高いプロモーションが打てる。それでも、個人情報の持つ力はまだまだ発揮されていないだろう。ある意味究極の個人情報活用がG.W.とも言えるわけだが。

はてさて、G.W.の上流部分でもある個人認証の世界で勝利するのはGoogleか、Facebookか、MySpaceなのか。まだまだ熱いバトルが続きそう。ちなみにMGS2の発売は2001年。だからストーリーが固まったのは2000年あたりであろう。8年前からこんな話を考えていた小島監督は本当にヤバい。今こそこのストーリーを実感できる時代だと思う。監督の先見性をまざまざと思い知らされる次第。ゲーム監督以外の職業でもぜんぜん大丈夫じゃないですかね…?


(補足トリビア:G.W.はマシンの名称であり、人々をコントロールする計画自体はS3と呼ばれていた。劇中ではG.W.が破壊されたため、途中で同様のマシン、JFKに役割をバトンタッチする。ここらへん監督はGoogleをイメージしていた?他にも2000年問題の修正パッチの中にマルウェアが含まれていて、G.W.に情報を送り続けていた、とか時代を感じさせる設定も。)

"ごはん系" 最新イベント「ごはんと暴年会2008」、来(きた)る!!

2008.12.05 Flash

今年のFlash系イベントでは間違くヒットイベントになった「ごはんとFlash」ですが、もう既に季節は冬。もう年の瀬です…ということで「ごはんと暴年会2008」開催決定です!!

ごはんと暴年会 2008 -Flashとデザインを語らう-

日時は12月20日(土)、開場17:30 / 開始18:00。場所はダブルトールカフェ渋谷店。一度行きましたが素敵な場所でしたよ。

ごはんとFlashのときもそうでしたが、Flash系、デザイン系の方だけでなく、Web全般、幅広い方に楽しんでもらえるイベントになりそうです。スタッフはもちろんカヤック道家さんをはじめ、ローハイド.ll_koba_llさん、PANOPTESLanciaさん、そしてFICCからasamiさんという強力タッグです。そしてトークセッションではmountイムさん、undefinedmurakenさん、Progressionでおなじみniumさんという豪華なブッキングが!!
FICCからは他にもJAGANGLESや私もお手伝いに参加いたしますよ。まだはっきりとは決まっていませんが、Womanに関するお話ができるかも…?何にせよ今年最後ですから、少しでも皆さんが楽しいと思ってもらえるような会になるよう、全力で取り組みますので、どんちゃんしたい方、今年最後にじっくりFlash・デザインの話をしたい方はぜひ遊びにきてください!!

で、ここからが重要なのですが、定員が40人程度となっており、先着順での参加申し込み受付があります。その申し込みスタート時間が

今日(12月5日)、12:30から!!

ということで、お忘れのないように宜しくお願いいたします。ごはんとFlashは毎回あっという間に席がなくなってしまう人気イベントでしたので、今回もアーッという間に席がなくなってしまう可能性があります。ですので今年一年が「間に合わなかった後悔」で締めくくられないよう、時間にお気をつけください。詳しくはごはんと暴年会 2008公式サイトで!!

ちなみに公式サイトのヘッダー部分のFlash。マウスをずっと押しっぱなしにしてるとぶぶぶぶぶっと「ごはんとFlashくん(今自分で勝手に仮名つけた)」がでてきちゃいます。このぶるぶる感がちょっと不思議で気持ちいいですね。この会のコンセプトは「Flashとデザイン」ですから、きっと「ごはんとFlashくん」だけじゃなく…?あとはご自身の目でお確かめください。

擬人化…だと……?

そういえばイベントとまったく関係ない話ですが、このごはんとFlashくんみたいな顔、どこかで見たことがあるんですが気のせいでしょうか。「ちょwww faviconがwww」的な。

いやもう

2008.12.05 Text

大忙しなので、これ以降なかなか更新できない日が続きそうです。書きたいことはたくさんあるんですが、それを書く時間を捻出できそうにないのです(単に切り盛りが下手なだけなんでしょうけど)。

ともかくお仕事もあるしこの後すぐ書くごはぼーとかもあるし今年の年末はいろいろ盛りだくさんですよ。その他今日面白いお話があったんですがちょっと厳しいですなーという話になりました。申し訳ないです…。年末に向けて、というか来年最初の数ヶ月含めて大変な雰囲気ですががんばって行きたいと思います。

…と、たまにはこんな短い文章も書きます。

【初連載】月刊誌「web creators」にて海外の優れたWebデザインを紹介する連載がスタート!!

2008.12.03 Book

【初連載】月刊誌「web creators」にて海外の優れたWebデザインを紹介する連載がスタート!!

Womanもそうですが最近告知が多いのは年の瀬だからか何なのか。あのMdNコーポレーションから発刊中のWebクリエイション情報誌「web creators」にて私AKIRAFUKUOKAの連載がスタートしました!! しかも人生初連載。

MdN Interactive - web creators最新号 - 2009年1月号

担当するコーナーは「ワールドワイドWEBサイトギャラリー」。視点を国外に向け、ハイクオリティーなWebサイトを毎月3つ、スクリーンショットたっぷりで紹介していくコーナー。見開きで2ページ、メインの特集の後すぐに巨大なスクリーンショットが現れるのでかなり目につきやすいかと思います。やはりこのWWWサイトギャラリーの特徴は豊富なスクリーンショットですが、長くない文章で少しでも紹介しているサイトの気付かれにくい魅力を引き出せたらと思っています。主にWebデザインを紹介するページですが、「○○がきれい」とか「Flashの動きが△△」という見方は既に様々な方がやられていると思いますし、そう言った繊細な事柄に関しては私よりもよっぽど理解の深い方がたくさんいらっしゃるでしょう。ですから、デザインのそのさらに向こう側にある「制作者の意図」や「コンテンツとしての狙い」といったものをこのコーナーの中で突き詰めていけたらいいかなと。

ちなみに今回だけ?(もしかしたらまたあるのかもしれませんが)MdNのWebサイトでこのコーナーの抜粋版が公開されています。ここではスクリーンショットが抜けていたりとちょっと見え方が変わっていますので、ぜひ本屋さんで実物のweb creatorsを手に取って読んでください。このコーナーとは関係ありませんが、特集の「注目クリエーターに聞く"アイデアのつくり方"」というコーナーでは見開きでtwistcubeの川村さんのインタビューが紹介されています。要チェックです。

ご存知の通りAnotherBookmarkもたくさんの海外サイトを紹介しています。最近では海外のサイトを紹介するブログも増えました。ですからなおさら、読んで面白いものを作らなければいけません。「連載云々もまずは文章力を鍛えてだな…」と言われてしまいそうですが、もちろん文章力も鍛えつつ、読んでいただいた人のクリエイティブに少しでもプラスになれるよう、尽力してまいりますので今後も宜しくお願いいたします!!

Webデザインから生まれたCD「Woman」のブログパーツが生まれるまで

2008.12.02 Music

素晴らしい音楽をどこにでも。「Woman」ブログパーツ

Woman - 岩村学(IWAMURA MANABU)×FICC | Webデザインから生まれたCD

昨日のエントリーの続き、ということで引き続き。昨日の話はWomanのCD自体の話がほとんど、で、基本的に私が関わっていない部分の話がほとんどでした。さも自分がCD自体に関わっているかのような雰囲気だったかもしれませんが、実際に私がWomanの企画に関わったのはブログパーツだけです。それでも皆さんが面白いと思っていただけるのは内側の部分でしょうから、ちょっとだけ私から見た「Woman」のお話をした、というのが前回まで。で今日は、戸塚さんデザイン、私Flash担当のブログパーツのお話です。

このWomanブログパーツには大きく2つの特徴があります。まずは前回お話しした「CDの内容ほぼ全曲完全試聴」。何といっても音楽ですから、聴かなければ曲の魅力はわからないですよね。たくさんの方に聴いていただくことが大切だから、このような思い切った方法をとってみました。

Web世界に送るヴィジュアルプレゼンテーション

そしてもう一つ大きな特徴はブログパーツ背景の「サウンドヴィジュアライザー」です。再生中の音に反応して光が飛び交ったり、閃光が発せられたり…こればかりは言葉でいうより実物のブログパーツを見てもらった方が早いですね。制作期間が短く、制御に苦戦を強いられましたが、なんとか形にすることができました。

CDのブログパーツ、というとジャケット写真を大きくどーん!!…みたいなビジュアルを想像するところです。例えば純粋な音楽ファンにアピールするとなると、ジャケットを覚えてもらうということもとても大切なことでしょう。もちろんそういった音楽ファンの方々にも使ってほしいのですが、このCDは「Webデザインから生まれたCD」でありますから、やはりWeb制作の現場にいる方や興味を持っている方に特に聴いて欲しい、そういった思いもありました。もちろんWebをよく知る人は普通のブログパーツでは満足してくれないのは明らかでしょう。そこでANTEPRIMAのWebサイトでも度々制作してきたサウンドのヴィジュアライザーを全面に押し出したいと思いました。

2007年秋冬以降のサイトでは毎回制作しているサウンドヴィジュアライザー

2007年秋冬以降のサイトでは毎回制作しているサウンドヴィジュアライザー。使われている面積は小さくても、毎回少しずつ趣向を変えて作ってきました。最初は輝く金色のバー。次はカラフルなドット、そして柔らかく広がる波紋。どれもサイトのイメージを反映したものですが、比較的光の重なりや閃光のイメージが強く、これを拡大して今回のブログパーツに持ってくることにしました。勘のいい方はある程度何に影響されたかがわかるかと思いますが、それに振り回されずこのブログパーツらしさをどこまで追求できるか。その点は最後までこだわりました。放出される光のパターンも複数作りましたし、特にダンスミュージックを表現するヴィジュアライザーということでビートを強く意識した調整を施しました。このヴィジュアルプレゼンテーションが、Webクリエイションに興味がある方の気持ちに少しでも引っかかってもらえたらうれしい限りです。

これからもっと、まだまだ。

制作の際は私がヴィジュアライザーのひな形を先に作り、それに合わせて戸塚さんにデザインをしてもらうという滅多にないフローで進行しました。かなり変わった作り方の上、たくさんわがままを言ってしまい申し訳なかったのですが、最終的には戸塚さんが洗練されたデザインを光の背景とドッキング。かなーりとんでもないブログパーツが完成しました。

既にとても多くの方のブログに貼っていただいて、さらにエントリーまで書いてくださる方がいて!! 一つ一つブログをご紹介しきれないのが残念ですが、ブログパーツの右下に「もっと見る」ボタンを押すと、ブログパーツが貼られたサイトの一部が見えるようになっています。

個人的にはブログパーツの輪のようなものが人づてに広がって、最終的にはいろんな方の耳にWomanの音楽が届くようになったらうれしいなと。現在進行形のプロジェクトなので、また動きがあったらこのブログでもお伝えしたいと思います。そのうちヴィジュアライザのパターンが増えたりする……かも?

ちなみにブログパーツ貼付けコードはこちらから取得ができます。

私たちが作ってきたWebサイトから1枚のCDが生まれました - 「Woman」

2008.12.01 Music

私たちが作ってきたWebサイトから1枚のCDが生まれました - 「Woman」

「FICCがCDをリリースします」

各種ブログなどの情報で既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、改めて私からも紹介させてください。

Woman - 岩村学(IWAMURA MANABU)×FICC | Webデザインから生まれたCD

FICCがCDを発売しました。タイトルは「Woman」。コンポーズは全曲、岩村学さんによるものです。信じられないかもしれませんが、レーベルはなんとFICC自身。「Woman」は正真正銘FICCがリリースしたCDなのです。このCDの製品コードは「FICCM-1001」。私も今のところCDを発売したWeb制作会社というのは聞いたことがありませんから、FICCが "ほぼ初" と言ってもいいんじゃないでしょうか。既にAmazoniTunes Storeでも購入することができます。

ファッションショーから生まれた楽曲の数々

岩村学の楽曲が使われたANTEPRIMAのサイト

このアルバムに収録されている楽曲は全てANTEPRIMAのファッションショー、そいてWebサイトで使用されたものです。2007年春夏2007年秋冬2008年春夏2008年秋冬。普通ファッションショーでは出来合いの流行歌などが使われたりすることが多いようですが、ANTEPRIMAのショーでは2007年春夏以降毎回、学さんに一から作っていただいています。理由はとても簡単です。FICCはショーのテーマを音も含め完全な形で具現化したいからです。素晴らしいショーには素晴らしい音楽の存在が必要不可欠です。そしてショーで使われた音源はWebサイトでも使用されます。Webサイトを制作するにあたって必ず音源を聞き込みイメージを膨らまします。使われている画像は既に撮影されたものですが、演出などに関しては楽曲からの影響が特に大きいのです。

2007年秋冬のANTEPRIMAのサイト

2007年秋冬ではCDの8曲目に収録されている「Moonlight Starlight」という曲が使われていますが、あのサイトのインターフェースは曲全体のの広がりや闇に落ちていく雰囲気を受けてできたものです。

Webデザインから生まれたCD

そして出来上がったサイトを皆さんに見ていただく度に「この曲素敵!! どこで買えるんですか?」といったお問い合わせを多数いただいていたようです。そう考えると、ANTEPRIMAのWebサイトは常にシンプルな構造で作っていますから、皆さん実はWebサイトを見ている、というよりはWebサイトを聴いている、という感覚に近かったのかもしれませんね。そしてこれまでこの曲を購入することは残念ながらできませんでしたが、遂に現実に購入することができるようになりました。CDの完成度は、FICCが作ってきたWebサイトをご覧になられた方なら自ずとわかっていただけるかと思います。

このCDには学さんに作っていただいた10曲の他に、2007年春夏(つまり一番最初)の曲「Summer Carnival」のRemixが収録されています。Remixしたアーティストはm-flo:☆Taku Takahashi。学さんの曲もm-floの曲も高校生の頃からずっと聴いていた自分にとって、自分の会社からCDが出るこの事態が正直もうなんだかよくわからないw なんだか凄すぎて遠くで見ているような気がして。でも現実に発売しているんだからもう凄いとしか言いようがない。

で、既にAmazonでも買えるしiTunes Storeでも買えるっていう。Appleが自分の会社の出したCD取り扱ってるんだよ!!ヤバいよ。とちょっと取り乱したところでどっちで買ったらいいか、という話ですが、ジャケットとインナーのデザインをあさみさんとつかさんが制作しております。女性の写真が大胆に使われた素敵なデザインです(あさみさんのブログに開いた状態の写真が)。ですからぜひAmazonで購入していただいてすべてを堪能していただきたい。…わけですが、iTunes Storeでは高音質版のiTunes Plusで配信しています。iTunes Storeでも妥協のないクオリティのものを購入していただけるかと思います。

本当に「全曲完全試聴」できるブログパーツ

さて、やっぱりWebサイトで使われた曲だから知っているとはいえ、買う前にまとめて聴いてみたいですよね。実は11曲中Remixを除いた10曲を、ブログパーツでフルサイズ試聴することができるんです!! いや、こんなことやっちゃっていいんですか?とか、権利とかあるんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。10曲全ての権利をこちらで持っているからですね。近年何かと楽曲の権利、というものが話題になることが多いですが、自身でレーベルを作ったのもこういった理由が大きいのです。どんな音楽もまず聴いてもらうところからすべて始まると思います。だから、たくさんの方に聴いてほしい。まず、試聴してみてください。気に入ったら、ぜひリビングや寝室、車の中、街中で歩いている…いろんなところに持ち出して聴いてみてください。どんなシーンでも似合う、このCDならではの発見があると思います。

ここまでちょっと長くなってしまったのでこの普通ではあり得ないブログパーツが誕生した経緯は次回に。試聴してお待ちください。

2008年11月 | BLOG TOP | 2009年1月

Archives

2015.06 2015.05 2015.04 2015.03 2015.01 2014.12 2014.10 2014.05 2014.03 2014.01 2013.08 2013.01 2012.12 2012.09 2012.08 2012.07 2012.06 2012.05 2012.03 2012.01 2011.12 2011.10 2011.09 2011.08 2011.07 2011.06 2011.05 2011.04 2011.03 2011.02 2011.01 2010.12 2010.11 2010.10 2010.09 2010.08 2010.07 2010.06 2010.05 2010.04 2010.03 2010.02 2010.01 2009.12 2009.11 2009.10 2009.09 2009.08 2009.07 2009.06 2009.05 2009.04 2009.03 2009.02 2009.01 2008.12 2008.11 2008.10 2008.09 2008.08 2008.07 2008.06 2008.05 2008.04 2008.03 2008.02 2008.01 2007.12 2007.11 2007.10 2007.09 2007.08 2007.07 2007.06 2007.05 2007.04 2007.03 2007.02 2007.01

Feed

Category

Profile

  • akirafukuoka
  • AKIRAFUKUOKA(福岡 陽)
  • FICC inc.所属。Flashコンテンツ開発担当、でもデザインや企画まで手がけることも。
  • WebデザインブックマークサイトAnotherBookmark、Web制作系求人情報サイトMOREWORKSの制作も担当。
  • また趣味的にクラブイベントRaw-Fi 主宰も。当ブログよりモノ系・文化系に特化したRaw-Fi Blogも更新中。
  • ABOUT AKIRAFUKUOKA

Link