この世界に宮本茂という人を評価できる賞は存在しない。

前にも書いた通り小学校の6年間は全てスーパーファミコンに捧げた。akirafukuokaの原点は間違いなくこの6年間だった。ゲームを作る仕事に就いたわけではないけど "世界のニンテンドー" の影響は大きい。そう考えると今の子どもたちは何に影響を受けて育っていくのだろう。…やっぱり "ニンテンドー" ?
ここのところ任天堂や宮本茂さんに関するエントリーが目立つ。誰が任天堂の復活の立役者なのか、という問いに答えはないと思うけど(プレイヤーも含めて「任天堂」という文化に関わった人全員、というのがステキな模範回答な気はしますが)、宮本さんの存在は何か特別。自分が「尊敬できるクリエーターは誰?」と聞かれたら間違いなくこの人の名前を出す、てかこの人以外答えることはない気がする。
ちょうどノーベル賞受賞者が発表された。日本の方が受賞されたことは科学の子としてとてもうれしい。以前ほぼ日でみうらじゅんが宮本さんにノーベル賞をあげないのはおかしいてなことを言っていた。確かによくわかる。あの人がこのまま一般に名を知られないままなのはおかしい、という気持ち。でもノーベル賞じゃ正当に宮本さんを評価できないよなと思う。なんか違うんだ誉め方が。なら国民栄誉賞か?それもなんか違う。たぶんきっと、世の中には宮本さんを正しく讃えるための賞は残念ながら存在しない。だから遊ぶしかないのだ。ゲームを。ゲームを作った人への最大の賛辞はそのゲームで遊ぶことだ。想像してみればわかる。どんな賞よりも世界中で遊ばれている事実のほうがどれほど大きいことか。
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Wii Music
Wii Music発売まであと1週間。正直、Wii SportsやWii Fitのようなセールスを記録するのは難しい気がする。「楽器を演奏する楽しさを体感する」というゲームに落とし込むにも難しいテーマ。老若男女誰にでもできる、でもゲーム的に「あり」じゃなきゃ意味がない。これすごいチャレンジだよ。よくソフトとして売り出せるよなとすら思う。まだプレイしたわけじゃないから、もちろん本当に面白いかはまだわからない。けど、「何の楽器も演奏できない、音楽も得意でないどうしようもない24歳の男」に、何か可能性というか、小さな夢を見させてくれるような気がする。楽器が突然出来るようになるとは思わないけど、もう少し音楽が好きになったりするような、そんな予感。きっと今の子どもたちはWii Musicで遊ぶんだろうね。Wii Musicから音楽の楽しさを掴む子もたくさん出てくるのだろう。このソフトが子どもたちの未来を少し、変えるのだとしたら。任天堂の人たちが飛ぼうとしているハードルの高さと、その向こうに見える景色に、もうどきどきさせられっぱなし。
とにかくWii Musicというチャレンジを支援するという意味でも買います。あ、いちおう言っておきますけどMEDIA PORT "UP"というチャレンジについては金銭的な理由により購入という方法での支援はできません。金銭的な理由が解決されたら話は別なんですが…ということでアフィリエイト貼っておきますので皆さん。
