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ロボットが少年の心を取り戻すまで。「Roboboy」

2008.07.25

ロボットが少年の心を取り戻すまで。「Roboboy」

まず先に言っておく。私、ロボットのこと、好きだ(時かけ風告白)。昨日はいろいろを書きましたが、やっぱり好き。男の子だから。で、ドラマでも映画でも何でも、私が絶対に泣くシチュエーションていうのがあって。「ロボットが悲しい目に遭う話」は基本、泣く。以前も日曜の朝にフジで新しい鉄腕アトムを放送していた時期があって、それを観ては毎週泣いてた。映画のA.I.でも止めどなく泣いた。傾向からいってどうも少年×ロボットという組み合わせが最強らしい。

ということでちょっと時期が遅れましたがどうしても紹介したかった、イギリスの洗剤の会社PersilのCM。できれば高画質版で見てほしいところ。

家の奥に長いことしまわれていたロボット。そこに家の中に入ってきた犬がぶるぶると泥汚れを飛ばす。ロボットに泥がかかる。その瞬間何かを思い出したかのように、一歩、また一歩と外へ向かって歩き出すロボット。家の外に広がる芝生に足を踏み入れたとき、足に伝わる刺さるような、くすぐったいような感覚に驚く。歩き続けるロボット。ふかふかの枯れ葉のつもった地面の感触。よく見ると足が人間の足に変わっている。すると今度はあるものを見つける。ミミズだ。手に取ってみる。やわらかくて不思議な生き物の感触。まるで初めて見たものかのように眺めていると今度は手が人間の手に。突然の雨。いつの間にか水たまりが。それを見たロボットは水たまりに飛び込む!駆け回り飛び跳ね、自分が汚れるのもかまわず一心不乱に泥水をまき散らす!気がつくとロボットは少年の姿に。自分の体を確認しながら、降りしきる雨の味を感じる。子どもらしさを取り戻した少年は庭を笑いながら走り回る。

CMの最後に表示されるのは「Dirt Is Good」。子どもは子どもらしく、外で思う存分遊ばせてあげるべき、親も衣類の汚れを咎めずに子どもを外へ遊びにいかせよう、というメッセージ。しかし何よりもロボットの演技がすごい。感情の変化を動きや表情が細かい表現している。だんだんとロボットも人間らしさが増していき、最後の雨のシーンで頂点に達する。人の「抑圧された気持ちが爆発する」シーンていうのはいつ見てもグッとくる。なんでかはわからない。もしかしたら「抑えきれないぐらいの本当の気持ち」が心の琴線に触れるのかも。いや、人が感動しているところを見ると自分も感動するんだよね。特にそれが子どもの場合は全てが新鮮で、新しい体験だからなおさらなんだ。

制作はBikini Films × Mill。技術もストーリも最高です。

via. white-screen

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