SPIDER zero - これは進化か、ジレンマか。「全録」時代到来。
一部ネット界隈などでは既に話題になっていた完全テレビ録画機SPIDER zero。遂に一般販売開始です。いやー欲しい。
SPIDER zero - 予約ゼロ、見逃しゼロのハードディスクレコーダー
普通のハードディスクレコーダーは予約しなければ録画されない、ので録画を忘れていた場合はお母さんに電話で頼んで、でもお母さんはそんなに機械が得意じゃないからー…的なことも起こりましたが、SPIDER zeroなら全てのチャンネルを1週間分録画してくれるのでそもそも取り忘れの心配もなし。同時間帯の番組も観れるし、今まで観たことのない番組にも出会えるかもしれない。さらに普通のHDDレコーダーならばカットされるだけのCMも種類別に整理され番組も含め検索ができる(CMに出ているタレントから検索することも可)。テレビ番組完全網羅、さらにそこから検索という体験は新しい(SONYも似た製品は作ったがここまではできなかった)。
このSPIDER zero、今まで法人向けに販売されていた機械ですが遂に個人向けにも販売されることになりました。価格は2.5TB版が39万9000円、1.3TB版が29万4000円。個人向けには高い…けどこれだけの機能があればこの値段でも納得か。
さらにこのページでは小倉さんや元DoCoMoの夏野さんやみんな大好きクタタンなどコアなメンバーがSPIDER zeroへの熱い思いを語っています。特に夏野さんの「子どもがテレビ番組はいつでも戻って見られることが当たり前だと思っている」という話はこの製品の存在意義というか、今現在のテレビに対する状況を表しているようで面白い。
SPIDER zeroは超画期的な製品なのはわかる。テレビの前で育ってきた人間としては夢のような機械。だけどさ、もうこういう形じゃなくてもいいことはみんな知ってるじゃない。可能かどうかは別として、公式に全番組がYouTubeやニコニコ動画にテレビ番組がアップロードされてればもう十分なわけで。30万円する機械を買わなくても家にあるパソコンで今にでもできる。でもテレビ局の現在のモデルがそれを許さない。ただ放送の世界がこのまま行けばしぼんでいくだろうということも想像できる。まさに理想と現実の狭間を埋める究極のスキマ商品がSPIDER zero、ということか。
