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「iPodは黒に染まれ」by KnightCreations

2008.02.27 Gadget

「iPodは黒に染まれ」by KnightCreations

一つだけ言える真理がある。「男は黒に染まれ」
by エイジ(25) / メンズナックル参照

この名言を知ってか知らずか(てか知らないでしょうが)iPod/iPhoneの裏側を "漆黒" に染めるサービスが登場。

KnightCreations

漆黒と言っても塗装するのではなく、酸化皮膜処理した黒チタンを使った別パーツとiPod/iPhoneの裏側のパーツを取り替えるサービスの模様。もちろんオリジナルの鏡面加工磨き上げアルミも大好きですが、どうしても指紋と傷が目立ってしまうのが玉にキズ。iPod touchになって液晶面が強くなった一方、後ろのアルミパーツは変わらずで指紋付き放題・傷つき放題。かといってシリコンケースを付けて使っていたらせっかくのiPod touchの薄さが無駄になってしまう…そこで黒チタン。手で持って操作する事の多いiPod touchではかなり有用なのでは。

実際に交換してもらうまでのフローは意外とスムーズ。

(1) KnightCreationsにiPod/iPhoneを郵送
(2) iPod/iPhoneのパーツを交換
(3) 2-3日後には持ち主のところへ郵送

意外と時間がかからないみたい。で、iPod touchの交換費用は$129。愛するiPodのためにはこのくらいの出費…でも送料は無料!! (ごめんなさい返送する際の送料は無料。しかし国際郵便の場合結局手数料を取られます)とのこと。これで「Zuneすらも食い殺すワイルドさ!」を持つiPod touchが手に入ると思うならますますチャレンジしてみたくなるところ。

ただ気になるのはKnightCreationsなる会社の情報がほとんど掲載されていないこと…たぶん大丈夫だと思うけど…。みなさん注文するときは当然自己責任で。近日受付開始。

見えなかったもの見えるようにする技術 - ダイソンはなぜ売れたのか

2008.02.17 Text

muji_dyson.jpg

私が今の部屋に引っ越した時、ほとんどのもの(生活用品・電化製品等)を無印良品でそろえたけど、唯一掃除機だけは買わなかった。個人的に掃除機のあの引きずる感じが苦手で。クイックルワイパーみたいなやつさえあればまあなんとか掃除はできるだろうとタカをくくってた…んだけどその話を友達にしたら絶対に掃除機あった方がいいと説得され、例によって無印良品のスティック型サイクロン掃除機を購入。

早速使ってみる。私が買ったものはサイクロン型でゴミが透明のカップに貯まる仕組み。一通り掃除機をかけたあとゴミためカップを見て驚いた。掃除機ってこんなにゴミがとれるんだ!! その興奮っぷりはすごく次の日に会社の人に「無印の掃除機ってすごいね!! 信じられないくらいゴミが取れた!!」と喋って歩き回ったほどである(軽く迷惑)。

冷静に考えてみればこの無印の掃除機が本当にすごかったかどうかは怪しいものである。何ぶん比較はできないが、他社製掃除機やホースで本体と繋がっているタイプの普通の掃除機の方がよっぽどパワーがある可能性が高い。それにも関わらずなぜ私は「無印の掃除機は沢山ゴミが取れる」と思ったのか。

私は一回の掃除機かけで取れるゴミの量を見た事がなかった。

普通の掃除機は紙パック式。掃除機が吸い取ったゴミを見るのは紙パックが満杯になったときだけ。つまり世の中の多くの人は一回の掃除機かけでどれくらいの量のゴミが取れるかなんてまったく知らなかったのだ。それでいてこの掃除機はよく取れるとかよく取れないとか言ってたんだから笑ってしまうが、そんな人が透明カップ式の掃除機を使ったらきっと驚くだろう。この掃除機は一度でこんなにゴミを取れるのかと。もしかしたら今までの掃除機の方がよっぽどゴミを取っていたのかもしれないのに。

さてダイソンの掃除機がヒットした理由はなんだったのだろうか。電化製品とは思えない奇抜でおしゃれなデザインか。それとも独自開発のサイクロンエンジンか。ここからははっきり言って想像というか妄想の範疇だが、前述の通り透明なゴミためカップこそがダイソンの勝利のきっかけだったのではないか。ダイソンが登場するまで家庭用掃除機がどれくらいのゴミを吸っているか知っている人はアメリカにどれくらいいただろうか。ダイソンは一回の掃除で取れるゴミの量のデータを提示した。しかしそのデータを比較する対象を誰も持っていなかった。オンリーワンこそナンバーワン。こうして無印の掃除機を使ったときの私のように、ダイソンを使った人は周りの人間にこう喋っただろう。「こんなにゴミを取る掃除機を私は知らない」と。

今まで目に見えなかったものを見えるようにする、これは絶大な効果を発揮する。さらにそれが唯一のデータであれば人々は錯覚を起こすことだってある。世の中でグラフが重宝されているのはそれが理由だ。気をつけなければいけない反面、強力な武器になることも覚えておこう。

追悼・市川崑

2008.02.14 Movie

追悼・市川崑

会社で市川崑が亡くなられたというニュースを見て一人で大声を上げてしまった。…のだが会社の他の人は「え?誰それ?」的なリアクション…なんという!! 私としては亡くなられたことよりも会社でのリアクションの方がショックだったが…。とりあえず気を取り直して。いや、私はそんなに映画通でもなんでもないので、市川崑監督の1から10までを全て言えるわけではないんだけど、私のような映画シロートでも十分にその偉大さは知っている。ほら誰もが知ってるあの、名探偵。

やはり一番有名なのは金田一耕助シリーズである。今まで数々の俳優が金田一耕助を演じてきた。古谷一行、片岡鶴太郎、豊川悦司、最近だと稲垣吾郎メンバー…しかし何と言っても一番有名なのは石坂浩二。石坂浩二が演じた金田一耕助の映画は全て市川崑が監督している。

金田一耕助と聞いてまず何を思い浮かべるか。湖から逆さに突き出た二本足。これは犬神家の一族のワンシーン。ここまで来るとアレのイメージだけが一人歩きしてにしおかすみこに吸収されちゃった感もあるけど、ここはぜひオリジナルを観てほしい。静まりかえった湖畔にぽつんと、人の足。当然だけど本当に異様。市川演出はこれだけに留まらない。殺害シーンでの血の飛び散る演出。わざわざ血だけが飛び散るシーンをインサートすることで直接見せる以上のインパクトが生まれる。また登場人物を24のようなカット割りで同時に見せる手法。これでもかと飛び出る名演出は全て30年以上前に撮影されたもの。今では普遍的になった手法、でも改めてオリジナルの「八つ墓村」「犬神家の一族」を観るとその強烈さたるや。

金田一耕助シリーズはただのセンセーショナルさが売りなだけではない。推理ドラマ、風土表現、人情話、時にコメディタッチにと様々な要素を含む。それをまとめてエンターテイメント映像として大成させたのは市川崑監督の功績。

…とここで上に貼付けた今回の画像である「監督市川崑」を見て「え、極太明朝を折り返し表記、ってエヴァンゲリオンのマネ?wwwwプーッwwwwなんでいまさらwwww」と思ってる輩がいたらそれこそプーッ!!ですよ!! 極太明朝+折り返しと言えば市川版金田一の名物(こちらのブログだとよく比較できる)。この作品の後世に与えた影響は大きい。

そんなわけであながちデザインとも無関係ではない市川崑監督。せっかくだからこの際、「八つ墓村」や「犬神家の一族」(最近のリメイクじゃなくてぜひ古い方)から見直してみてはいかがか?きっと新しい発見や、現代の表現に繋がるものが見つかるはず。

…いちおうまさかと思いますけど皆さん、大村崑と勘違いしてませんよね?推理は推理でも「赤い霊柩車」ですので。

…ってネタを考えて文章書いてたら私が間違えて「市村」って置換しちゃったよ!! 今は直したけど。

スーパーファミコンの思い出

2008.02.08 Game

スーパーファミコンの思い出

痛いニュース(ノ∀`):スーパーファミコンの思い出

まさか痛いニュースを元ネタにする日が来ようとは思わなんだ。でも記事のタイトルが目に入ったとたん、食い入るように読んでしまった。スーファミの思い出ならもう止まらない。喋るなと言われても喋り続ける。

そもそも我が家には "ファミコン" がなかった。いわゆるアズキ色の初代ファミリーコンピューター。その代わりに我が家にはセガマークII(正確にはSG-1000II)があった。正直もうこの時点で「え?何それ?私聞いた事ないしー何それー?」見たいな顔をしているひと多数であろうから簡単に説明すると、姉が父親にファミコン買って!!とせがむ→デパートのおもちゃ売り場に到着→2人ともよくわからないから店員に勧められた安い方の機械を買う→セガマークIIが我が家に…おお、かみよ!! いや、セガの名誉のために言うけどセガマークII、面白かったんですよ。我が家にDSが登場するまで家族が最も遊んだゲームは「ロードランナー」だったし、「忍者プリンセス」はアクション性の高さと最後の巻物が見つからない悔しさで強く記憶に残るソフトだった。私にとってはかけがえのない初めてのテレビゲームだったし、どんなにゲームバランスが悪くても、それは大切な体験だったわけで。

とはいえ、その頃から友達やいとこの家でファミコンを触る事もあって、ニンテンドーがすごい事は感じてた。ドラクエは見た事なかったけど、マリオ3のあの楽しい感じがずーっと頭の中に残ってた。

それから小学生になって、あるCMがテレビで放映され始めた。

スーパーファミコンができたんだ!! それからの小学校6年間、人生で一番長い6年間を一緒に過ごしたスーファミ。人に言わせれば、たかがゲーム。それでも一番吸収する時期に一番接していたのもゲームだったから。もしスーパーマリオワールドをやってなかったらウェブ、というかデザインに全く興味持ってなかった。


こんな小学生を許してくれた両親にただただ感謝。


気が向いたら続きます。

仮想世界を現実にする「AR」とは?〜電脳コイルのススメ。

2008.02.04 Text

例えばテレビでゴルフの中継を観ているときに、グリーンの上に重ねてヤード数がCG合成されて表示されているのを見た事はありませんか?ちゃんと地面に沿って表示されているのでここからあと何ヤードあるのかが一目で分かります。これが実際のゴルフプレイ中も見れたら便利なのに、と思うお父さんも多いはず。でももしかしたら近い将来本当に実現するかもしれません。

アニメ「電脳コイル」は何のことはない普通の小学生たちの物語。よくあるアニメと違って魔法もないし、怪物やお化けも出ない、ついでに "萌え" もないアニメ。ただちょっと普通と違うのはその世界には電脳世界というものが存在すること。そして電脳メガネをかけると、現実世界の上に電脳世界の情報が上書きされて見えるようになる。

電脳コイル
電脳コイル - Wikipedia

例えば、主人公の飼っているペット。姿形は普通の犬。主人公から見れば、普通に地面の上を歩き回り、触れて抱きかかえる事すらできる。ただ、ひとたび主人公が電脳メガネを外せば、ペットは姿を消してしまう。なぜならその犬は電脳ペットだから。町の中にUFOやら大きなロボットやらお化けみたいなやつがうろうろしているけど、みーんな幻。あくまでデータ上だけの存在が、あたかも存在するかのように見える。それが不思議な電脳コイルの世界。

こんな風に現実世界に仮想世界を上書きする、AR(Augmented Reality)という考え方がある。日本語で言うと「拡張現実」。前述のゴルフ場の上にヤード数が表示されるのも一種の拡張現実。電脳コイルの世界は高度に発達したARのお話と言える。

ま、そんなのアニメの中だけのお話でしょう、と思うかもしれませんが最近このARの技術が注目を集め始めています。ARを理解する一番わかりやすい例だとこんな動画。

3Dで描かれた女の子が現実世界に降臨。まるでそこに居るかのように見える、というわけ。映像の後半では板の縁に女の子が座っているシーンも。技術的にはカメラが板の模様を読み取り、その変形具合でその板がどういう角度でカメラに写っているかを分析、正しく見えるように映像の上に女の子を上書きする、というわけ。こうやってアニメの女の子とデートができる日もそう遠くないはず(その是非は別として)。確かにこれがすごいのはわかったけど、これじゃあマークをいっぱい書かなきゃ行けない事になっちゃうんじゃない?というあなたにはこの動画。

電車から見た風景の上に3Dキャラクターが出現したり、日本庭園でダースベイダーが敵と戦ったり、普通の池がスライムみたいに波打ったり…ちゃんとコンピューターがカメラ映像を3次元空間で認識しその上で映像を加工している。ここまでくれば電脳コイルの世界もあと一歩か!?


今大きく発展を遂げているのはこういった「情報画像」の分野です。一番身近なのはデジカメの顔検出。画像から顔の位置・形を判別してピントや明るさを合わせる機能がカメラ界のブーム。さらには被写体が笑顔になると自動でシャッターが切れるデジカメまで登場しています(笑顔の練習が必要かもしれませんが)。他にも2人の顔が入れ替わったり笑い男になっちゃったりと。

情報技術も一巡してきた感もある昨今ですが、今度は受け渡せるようになった情報をどう活かすか。人間にいかに伝えるか。その解決法の一つとしてARが活躍するかもしれません。とりあえず私はこれから電脳コイルをiPod touchで鑑賞する日々スタート。つかARが発展したらiPod touchも必要なくなるのかも…。

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