もはやiPod touchそのものがエンターテイメント。
ずっとiPod touch触り続けてます。ここからiPod touchのいいところ悪いところをひとまとめ。要点は
・iPod史上最もずっと触っていたいインターフェース
・操作することが既にエンターテイメント
・「帯に短し、たすきに長し」
[化粧箱]

箱から楽しみなのはApple製品の一つの約束ですが、今回のiPod touchは初めての重箱型。サイズもコンパクト。iPod nano(1st)から続くエンボスも健在。この写真はちょっと珍しいアングルで。
[iPod touch全景]

>いいとこ
まずつやつや。そしてとてつもなく薄い。よくもまあこの薄さに…。ベゼルの部分はおそらくプラスチック。だけどざらっとした今までのiPodにはなかった質感のパーツ。ちなみにこのスカスカなスタートメニューは今後増えていくのでしょうか…。操作感は、すごい。人間のアバウトな操作に対しても非常に正確に反応してくれる。ちなみによくiPod touchを爪でたたいて操作しようとする人がいますが(おそらくNintendoDSの影響?)指の腹で押すのがいいです。人間の皮膚の静電気を読み取ってタッチを認識しているので。
>残念なとこ
指紋のつきやすさはしょうがないか…ご親切にもクリーニングクロス(眼鏡拭きみたいなヤツ)を同梱しているのできれい好きは一生懸命拭きましょう。
[ミュージック]

>いいとこ
iPodである以上何はともあれ音楽から。何かと取り上げられるCoverFlow表示ですが、これがメインの操作方法というよりは、当てもなく聴きたい曲を探すときにぴったり。iPod touchのCoverFlowは下手したらiTunesのそれよりもスムーズに操作できるのでついつい右に左に…。

iPodといえば縦一列のリスト表示ですが、iPod touchではかなり完成に近づいた印象。「プレイリスト」や「アルバム」を下のメニューですぐに切り替えれるのはスマート。リストでもタイトルと一緒にアルバムアートが表示されるのはもちろん、アルファベットスクロールバーが非常に使いやすい。ちなみに「アーティスト」のアイコンのモデルはBono?再生画面でリピート・シャッフル設定ができるのは○。
>残念なところ
今までのiPodでできていたことができなくなっていることがいくつか。まず「検索」。むしろ今までついていたことの方が奇跡な機能ですが、せっかくキーボードが使えるtouchで積まないのは「?」。あと曲の歌詞表示も消滅。せっかくきれいなフォントで読みやすく表示できるのに…。
[ビデオ]

>いいとこ
こんなに大きい画面になったんだからビデオ観ないのはもったいない。皆さんHandBraゴホッゴホッ…を使うといいですよ。3.5インチの画面で見る動画はいい。日本語字幕も目を凝らすことなく読める。やはりビデオはiPod touch最大の見せ場でしょう。シークもスムーズ。動画再生中の操作感は文句なしです。
>残念なところ
実はビデオ関連が一番多い。まずリスト表示の方法が一つしかない!! CM映像など動画を500本入れている私としては一番下のミュージックビデオの項目まで行くのに一苦労。なぜここにミュージックみたいにアルファベットスクロールバーを搭載してくれないのか…。あとミュージックのほうは「プレイリスト」とか「アーティスト順」とかメニューが充実してるのにそれも全く無し。目当ての動画を探すのに一苦労。検索窓一つ付ければ解決するのにね。…というか普通だったら1時間の映像が5、6本とかなんでしょうけど、500本も入れてる私が変な使い方をしているだけともいえる。VJ用途としてつかいたいが為に短い映像をたくさん入れている私の使い方はサポートされないらしい。あと今までプレイリストがあったことによってできていた映像の連続再生ができない。痛い。VJ用途としても続き物の海外ドラマ観るときにしても。ミュージックはあんなに出来がいいのに…惜しい。
[写真]

>いいとこ
iPod touchになって一番よくなったのは間違いなく「写真」。今までもきれいに表示できてたけど、なんか観るのがおっくう…。でもtouchで見る写真はすごい快適。指先で写真を送っていく動作は気持ちがいい。上の画像のように2本指で拡大することも。とにかく操作していて一番楽しい。今まで私の中でWiiの写真チャンネルが一番使いやすくて楽しい写真ビュワーだと思ってるけど、iPod touchの「写真」はそれを超えてる部分もある。いや素晴らしい。
>悪いとこ
特に不満なし。強いていうなら気に入った写真にフラグを立てるくらいあってもよかったかなと。あとスライドショーのトランジションにケンバーンズエフェクトを入れてほしかった(処理能力がまだ足りないのか…)。Wiiにはケンバーンズエフェクトがあるだけにちょっと残念。
[Safari - Webブラウザ]

>いいとこ
iPod touchの最終兵器・Safari Webブラウザ。あのね、まず表示がきれい過ぎ。CSSは全くと言っていいほど崩れないで表示。フォントは超滑らか(iPodにできてなんでWindowsにできないのだブツブツ…)。JavaScriptは完全に動作。だからブログなんて普通に表示。GmailもGoogleReaderも動作。我らがauspiciousが動作したときにこいつはアホかと思った。いやauspiciousがすごいだけかもしれん。
>悪いとこ
完成度高くて発言するのもおこがましい限りですが、Safari落ちやすいです。落ちると自動的にスタートメニューへ。もうちょっと安定してくれると嬉しいところ。ただ落ちても開いていたページを記憶してくれているのがポイント高し。あとFlash Playerが利用できないのは残念。Wiiと同じくらいのことができれば最高なんだけどね。
[まとめ]
>いいとこ
ストイックに使い勝手を追求し続けた今までのiPodに対して、タッチスクリーンのiPod touchでは使い勝手の面で超えることは難しい。ポケットで全部操作できる今までのiPodとは違って、何やるにしても画面をみて考えなきゃいけないから。だがいろんなことができるタッチスクリーンの可能性は魅力だ…でも今までのiPod以上のユーザビリティ・簡単操作を実現させるのは難しい。
そこでAppleの人はおそらくこう考えた。「ユーザビリティ」よりも大切なのは「娯楽」ではないか。要は使ってて楽しけりゃちょっとの不自由だって人は楽に飛び越えられる。iPod touchは今までで最高に触ってて楽しいハード。つまり音楽や映像のコンテンツよりも先に、iPod touchのインターフェスが、演出が、使用者の気持ちを満たしてくれる。iPod touchが他のオーディオプレイヤーと決定的に違うのは、プレイヤー自身が持っているエンターテイメント性なんだきっと。
>悪いとこ
現状でも十分満足してるんだ、満足してる、でも…もうここまできたらやりきってほしいわけですよ。iPod touchはiPhoneの一部機能を間引きしたものである。で、iPhoneの機能の一部(Safariとか)を見せられたらもう全部欲しくなるのは人間のサガ。Safariが載った瞬間にiPod touchはPDA臭を帯びてしまい、もうユーザーとしては生殺し状態。どうせならiPhoneの機能全部iPod touchにのせてくんないとヤダ!! ということに。おいしいものを知るとさらに欲しくなる。iPod touchがiPhoneと同じスペックで、同じソフトが載ったらもうちょっとお金払ってもいいよくらいの勢い。とりあえずAppleの皆さんソフトウェアアップデートよろしくお願いいたします。
何はともあれiPod touchは買い。「贅沢は味方」。