[from ABM] Sony: HD Experiment

FICC AnotherBookmarkにニュース掲載された映像作品。当ブログでは久々に映像ネタ。
SONYのハイビジョン対応製品のイメージCM。シュチュエーションも何もよくわからないですが、とりあえず、まっぷたつの車。中にはプードル、ネオン管、ポリッシャー、大量の泡、銀色のバルーン、スポンジ、巨大シャボン玉を作るマニピュレーター…そしてそれを見守るように配置されたHDハンディカムにサイバーショット、PS3にブラビア。勝手に暴走(てか独り走り)する世界を淡々と記録するSONY製品群(しかもHDクオリティ)。あまりの世界観のバカバカしさに胸を打たれます。いやまず曲がズルい。見事にCMの世界観を牽引…というか自己弁護してる(「すみません馬鹿で…」みたいな)。でもシャボン玉が割れるところとか肝心な所はほんとにきれいに撮れてるのよね。
最近のSONYのCMと言えばBRAVIAの坂をはねる大量のスーパーボールや、ペンキ爆弾などの「とりあえず実験してみてるところを撮影」という形式が流行ってる模様ですが、その流れを「わざとらしさの塊」としてセルフパロディした形にしたのがうまい。
制作はPleix。Sometimesやe-babyあたりが有名な作品。e-babyは2003年の文化庁メディア芸術祭アート部門で賞を受賞してますね。ちなみにBeauty Kitも2001年のノンインタラクティブ部門受賞。映像・CGのクオリティの高さももちろんですが、作品全体に漂う皮肉感、ひねくれた感じが特徴。男の子な映像、と言いましょうか。理屈っぽさが好きです。