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VJ用機材として使うVideo iPodの価値とは

2007.02.26 Gadget

VJ用機材として使うVideo iPodの価値とは

あれだけApple、Appleと騒ぎ立てておきながら実はVideo iPodを持っていなかった私。3/3のイベント、PLATINUMに向けてVJ用機材としてiPod 30GBを購入してみました。今までVJはPowerBook G4(12inch)とDVカムをミックスして使ってましたが、PowerBookはまだしもDVカムを持っていくのが正直かなり面倒くさい。DVカム本体もでかいし電源も持ってかなきゃ行けないしなによりDVテープがカチャカチャカチャカチャ…。っていうかもうおっさんみたいだけどクラブに行くのもちょっとしんどい気がしてきてんのに、さらになんでこんなにかさばるもん持っていってんだか、という気持ちにもなります。理想としてはiPod2台でVJするのがベスト。思いに持つ運ぶ必要もなくなるし。

で、実際にVideo iPodは機材として使い物になるのか。ちょこっとチェックしてみました。

[画質]
良い。もちろん映像のソースに大きく依存する部分ですが、iPodを通しての画質劣化やコマ落ちは見られません。やはりH264圧縮のおかげか。テレビにアウトプットしてもVJ用途なら問題ない画質、ですがやはり映像のソース次第としか言いようが無い部分も。iPodに最適化された映像形式の今後の更なる発展に期待。ビデオ出力した際の最終的なアウトプットは640×480で出ている模様?(ちょっと確認できず)

[操作感]
ちょっともたい。映像を選択してからワンテンポ遅れる形で再生。映像のシークもそこまで素早い対応はできてないです。…とはいえこれはPCでの映像再生と比較しての話で、その他のポータブルビデオプレーヤーとの比較ではありません(gigabeatやzone等のプレイヤーを触った経験無し)。でも例えばDVDプレイヤーだってDVDから読み込んで再生している以上操作時の待ち時間はありますし、iPodに関してもこれが普通と言われて納得できるレベル。で、VJ的に使うとすると、iTunesで映像別にプレイリストにわけておいて(例えば「実写」「3DCG」「エフェクト」等)、あとは基本的にそのプレイリストを流しっぱなし、という用途が考えられそうです。つまり直接映像をいっこいっこ選んで流すのにはちょっと向いてない雰囲気。まだちゃんと調べられていませんが、ビデオのループ再生はできないっぽいし、いちいち映像を選ぼうとすると映像の出力をいったん止めなければならない。しかもiPodでは映像のサムネール一覧表示はできませんから(タイトルの表示のみ)すばやく目当ての映像を選択する、というのはけっこうな慣れが必要でしょう。となるとやはりiTunesでのプレイリスト作りがVJ用との明暗を分けそうです。

[現場での取り回し]
現場ではiPodのイヤフォンジャックから映像出力用のケーブルを刺してビデオセレクタやビデオミキサーに繋ぎます。気になるのは操作中に誤ってケーブルが抜けてしまうことがありそうなこと。だからといってテープでiPodとケーブルを固定するのはどう考えてもかっこ悪いし。少し注意が必要かも。またiPodの大きな利点の一つはPCからUSB(or FireWire)経由で電源が供給できるところ。電源タップがどんどん占領されてケーブルもこんがらがって大変なことになっちゃう現場では非常に助かる仕様です。

[iTunesとの連携]
iTunesStoreで買った映像はすぐに持ち出せるのはスバラシイ。んだけどその他の映像を持ち運ぶにはちょっとハードルが。まずQuickTimeムービーをiTunesに取り込み、そのムービーを右クリックして「iPod形式に変換」を選択。これでムービーがiPodでも再生できる形式になります(iPodで読み込める形式にする方法は他にも多数あり)。ただ変換にかなり時間がかかる。少なくとも私のPowerBookG4では。大量の映像を変換するだけで日が暮れてしまうので、Intel Macではこの作業が高速化されていることを期待したい。他にも、最近では映画のトレイラーをiPodで再生できる形式で配信しているところも多く見受けられるようになりましたからこのような作業は減っていく傾向にあるのかと。

[結論]
…正直言ってまだわかんない。やはり映像の送り等にラグが生まれるので、無理にちょこちょこスイッチングしなければ意外と快適に使えるのではないかと。私としては何よりも軽いのがいいです。実際に使ったレポートは後日。どんな感じでVJやってるか知りたい人はPLATINUMにお越し下さい。

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