ハクのおにぎり、なみだの味。
さてここでクエスチョンです。なみだはどこからくるのでしょうか。
姉とは7歳も年が離れているせいか、けっこう喋る。いや、よく「うちの兄弟あんまり仲良くないんだよねー」なんてよく聞くけど我が家はそんなことも無く。ま衝突が起きるほどお互いに興味ないのかもしれないけど。
昨日も夜中に
MOTHER3iを聴いてたらMOTHER3の話に。姉は一年ちょい前からDSでゲームをやるようになって、私が買ってくるRPGを遊ぶようになった(それまではRPGどころかゲームもほとんどやらなかったのに)。ある意味NintendoDSの一般層への希求力を象徴するようなできごとだけど、それはともかくとして。これまで姉はFFを中心にいろいろRPGをやってみたけど、MOTHER3は "別物" だという。ゲームで泣くことがあるとは思わなかったとも。泣いた理由も不思議なことに、人が死んで悲しいくて、とかいう理由ではないらしい。理由はわからないけど泣いちゃった、と。
また話は変わって宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の話になった時。「千と千尋の中で泣いたシーンは?」という問いにたいして、私も姉も「千尋がハクにおにぎりをもらうシーン」と答えた。千尋が湯屋での生活に少しなれてきた頃。ハクに連れられブタにされたしまった両親のもとへ。その後、生け垣の前でハクが自分の手で握ったおにぎりを千尋に手渡す。千尋のために、自分の手で握ったおにぎり。それを一口食べた千尋の目から、ぽろぽろぽろぽろ。涙が溢れ出して。私も姉もこのシーンを見る度に泣く。寧ろこのシーン以外に泣くシーンはないと言えるくらいに。でも実はなんでこのシーンで泣いてしまうのかははっきりわからない。もちろん悲しいわけじゃない。うれし涙?それも違うような。この話を他の人にもけっこうするんだけど、けっこうわかってくれない人が多くて、結局この涙の源流がわからないまま。
これは推測なんだけど、ハクのおにぎりのシーンで泣いちゃう人はきっと過去に同じような体験をしているのではなかろうか。私が思い当たるのは、小学校の運動会のとき。かけっこで競争しているときに、私だけが一人、こけちゃったの(運動神経鈍いですからね)。くそっ、結局ぼくはダメなやつか…そう思ったときに、周りの見知らぬ人たちが私に向かって「がんばれ!!」って応援してくれた。頭がぐらぐらした。転んだことが恥ずかしいし、こんないろんな応援されなきゃいけない自分が情けないし、それでも応援されていること自体は嬉しくもある、だけど早くゴールしなきゃ…いろんな気持ちがいっぺんに集中した時、ぼくは泣きながら走ってた。
わからないけど、いろんな抑圧された気持ちが行き場を失って爆発したときに生まれるのが涙、なのかな。